<阪神大学野球春季リーグ:天理大13-0大阪電通大>◇第1節1回戦◇6日◇ほっともっとフィールド神戸
リーグ最長記録の7連覇を狙う天理大は開幕戦を7回コールドで圧勝した。
初回から打線がつながった。1死二塁から3番天野航也内野手(4年=報徳学園)が中前適時打を放ち先制する。2回も併殺崩れの間に1点を追加。4回には打者11人で7得点を奪って突き放した。その後も手を緩めることなく16安打13得点と圧倒した。
リーグ戦初先発の長野健大投手(4年=松商学園)も危なげない投球。「落ち着いて投げられた。どれだけ攻撃にリズムを持ってこれるかというところでゴロを打たせるピッチングができたのが良かった。1安打打たれたあとも、そのあとのバッターを切れたことが攻撃のリズムにもつながったかな」とテンポ良くアウトを積み重ねた。5回をわずか1安打無四球無失点と流れを渡さなかった。
リーグ戦初采配の三幣寛志監督(44)も初勝利をゲットとし、ホッとした表情。「学生たちが落ち着いてプレーできたのでいいスタートが切れた。ニュー天理ということでスタートを切らないといけないというところで、思いのほか学生の方がリラックスしてプレーしてくれた。今日は彼らがよく頑張ってくれた」と選手をたたえた。途中交代で1年生も起用するなど、経験値が浅い選手を出場させて次戦以降にもつなげた。
開幕戦の先発マウンドを任された長野は大学入学直後にトミー・ジョン手術を受けてリーグ戦デビューは3年春と遅咲き。それでも快投で勝利を引き寄せた。今春リーグでは「個人的には5勝を目指して頑張っていきたい。でもチームの優勝が一番大事だと思っている。5勝しなくてもチームが優勝すればいい」とチームのために腕を振る覚悟だ。天理大はリーグ6連覇中。7連覇となれば大体大が00年春から03年春に達成したリーグ記録に並ぶ。偉大な記録に向けて好発進を決めた。