【阪神】山崎育三郎が君が代独唱と始球式の二刀流「震えました」ストライク投球に岡田監督も拍手

阪神対広島 甲子園開幕戦で始球式を務める山崎育三郎(撮影・上田博志)

<阪神-広島>◇9日◇甲子園

歌手で俳優の山崎育三郎(38)が君が代独唱と始球式を行った。

君が代独唱ではブラウンにチェック柄の入ったスーツに身を包み、本塁後ろから美声を響き渡らせた。

その後、始球式では背番号19を着け、「IKUSABURO」と名前が刻まれた特製の阪神のユニホームに着替えて登場。ストライクゾーンに投げこむと球場はドッと沸き、阪神岡田彰布監督(66)からも笑顔で拍手が送られた。

始球式を終えて「久しぶりにちょっと震えましたね」と興奮を抑えられないようす。「120点。今日できるすべてをかけて投げられたので良かった。ミュージカル俳優になるときに野球への夢をあきらめてミュージカルの道に行ったので、こういう形でマウンドに立てるのはグッとくるものがあった。割といいボールがいって安心しました」とやりきった表情を見せた。

最後に「記念すべき100周年という節目の年に参加させていただいて本当に光栄に思いますし、ここから本拠地からスタートするということで、もう1回流れが変わって、タイガースが連勝していくことを僕も祈ってますし応援しています」と阪神にエールを送った。