京大が同大相手に終盤追い上げるも惜しくもリーグ発足後初の開幕3連勝ならず 関西学生リーグ

京大戦の9回無死満塁から登板し、無失点に抑えた同大・野辺慧哉投手(中央)(撮影・古財稜明)

<関西学生野球春季リーグ:同大7-5京大>◇13日◇第2節1回戦◇マイネットスタジアム皇子山

京大が惜しくも同大に敗れ、新リーグ発足後初の開幕3連勝を果たすことはできなかった。同大の猛攻を受け一時6点差まで広げられたが、8回に4点を返して2点差まで追い上げた。9回は無死満塁のビッグチャンスをつくるも、14日先発する予定の5番手同大・野辺慧哉投手(2年=津西)に無失点に封じられた。

京大・近田怜王監督(33)は「(好投手の)野辺くん、橋本(裕介)くんを出せたのは一番の収穫じゃないかと思っています」と前を向いた。

京大は開幕戦の6日の関大との1回戦では今秋のドラフト目玉候補の最速154キロ左腕、金丸夢斗投手(4年=神港橘)から1点を奪って勝利し、翌7日の2回戦でも連勝していた。