【広島】新井監督「ルールなので。それ以上でもそれ以下でもない」6回巨人の先制打に/一問一答

巨人対広島 力投する広島の先発森下(撮影・たえ見朱実)

<巨人3-2広島>◇13日◇東京ドーム

広島が延長12回、サヨナラ負けした。先発森下は打ち取った飛球が天井の懸垂物に載り、東京ドーム特別ルールによりエンタイトルツーベースとなる不運から失点。それでも今季初登板を6回1失点にまとめた。8回には三塁側スタンド際のファウルを観客が先に触れるなど、不運が重なった。12回は中崎が1死二塁から代打大城にサヨナラ打を浴びて、連敗。カード負け越しが決まった。試合後の新井貴浩監督(47)の談話は以下の通り。

-中継ぎ陣は踏ん張ってはいたが

新井監督 よく踏ん張ってくれたと思います。(先発の)森下もナイスピッチングだった。真っすぐも走っていたし、ナイスピッチングだったと思います。

-今季初登板だった

新井監督 彼にとって今日が開幕になったけど、球も走っていたし、すごくいいピッチングだったと思います。

-最後の12回1死二塁は塁を埋める選択は

新井監督 ない。もちろん、考えたけどね。(申告四球か勝負か)2つ選択肢があったと思うけど、あそこはもう勝負。ベンチが決めました。

-相手打者の状態を見てか

新井監督 そうそう。確かに申告(四球)して、守りやすくしてという選択肢もあった。(次打者は)右打者だし。でも、あそこは自分が勝負と言いました。

-8回の守備妨害は

新井監督 あれはルール上、エキサイトシートのラバーのところから観客席側だったらしょうがないと(いう説明だった)。

-6回の失点も不運

新井監督 森下からしたら打ち取った当たりだったんだけど、それがルールなので。それ以上でもそれ以下でもないです。

-10回はピンチを迎えても益田投手に任せた

新井監督 経験を積んでいきながら少しずつ成長していくと思う。全部が全部そうではないけど、そう思っていた。苦しい経験を積まないと、なかなか成長できないし、自信もつかない。

-小園選手が攻守に精彩を欠く

新井監督 そこは練習して、またレベルを上げていってもらうだけだと思います。ケアレスミスとかではないので。何とかアウトにしようとする中でのミスなので、そこをまた練習して成長していってほしいなと思います。

-延長戦を落とした次戦、より重要なことは

新井監督 毎試合、重要。延長戦を落としたからとか、連敗中だからとかじゃなく、いつも1試合、1試合と思ってやっている。

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