【広島】36歳誕生日の秋山翔吾、今季初1番起用に応え2安打含む4出塁「米での経験生きてる」

広島対DeNA お立ち台でポーズを決める左から坂倉、床田、秋山(撮影・加藤孝規)

<広島11-2DeNA>◇16日◇マツダスタジアム

広島秋山翔吾外野手(36)が今季初の1番起用に応え、2安打含む4出塁の働きで、今季最多となる15安打11得点の打線をけん引した。

1回、バースデーソングを背に打席に入ると、積極的に振りに行きながら四球を選んだ。DeNAジャクソンの出ばなをくじくと、後続が2四球2安打を重ねて3点を先制した。

2回は左前打に初盗塁も決めた。3回は2死満塁から2球ファウルで粘って押し出し四球。慣れ親しんだ1番で、打者としての感性を研ぎ澄ませた。「(カウント)スリーツーになってから四球を取れない、ヒットにならない感覚があった。今日は2つスリーツーから四球を取れたので、ちょっといい方向に行くんじゃないのかなという球の見え方、入っていき方だった」。7回の右前打でマルチ安打も記録した。

試合前、DeNAに筒香が復帰することが発表された。秋山も米大リーグでのプレーをへて、日本に帰ってきた。広島移籍3年目の今季は、西武時代はほとんど経験のない左翼が主戦場。「西武からの移籍だったら戸惑っていたかもしれないけど、アメリカで試合に出ていたときはレフトだった。アメリカに行った経験は、そこに生きてるなとは思います」。打撃が上がらない中でも、米国で培った左翼守備で貢献してきた。

36歳の誕生日であり、スタンドには西武時代から続ける「ひとり親家庭の親子」を招待した。「いい仕事をして勝つ試合はやっぱり覚えていると思うし、活躍した試合も覚えてくれていると思うので、それが両方ともかなうように頑張りたい」。宣言通りに塁上を駆け回り、チームとファンを笑顔にした。【前原淳】

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