【中日】松葉貴大オリックス時代以来8年ぶり2度目完投勝利「やりました!」キャンプの公約達成

中日対DeNA ドアラから祝福を受ける松葉(左)(撮影・森本幸一)

<中日11-1DeNA>◇29日◇バンテリンドーム

中日松葉貴大投手(33)がオリックス時代の16年以来、2度目の完投勝利で今季2勝目を飾った。前回21日の阪神戦(甲子園)では7回表降雨コールドで敗戦投手として8年ぶりの完投を記録していたが、9回7安打1失点で正真正銘の完投を果たした。

「沖縄の(2軍キャンプ地)読谷で今年は完投やりますと宣言して、まあだれもできないだろうと思っていたと思います。でも、やりました!」。お立ち台で声を張り上げた。

1回、先頭度会に中前打を許し、続く桑原に四球。いきなり無死一、二塁のピンチを迎えた。だが、佐野、牧、宮崎のクリーンアップを打ち取り、無失点で切り抜けた。2回からは松葉のペースだった。7回、1点を失ったものの、6回までの大量11点を得て9回を完走した。

前回登板で6回裏、阪神佐藤輝に痛恨の3ランを浴び「6回完投負け」を喫した。その際には「結果は完投かもしれないけど、9回を投げきることが完投と思っている。やり返すしかない」と話した左腕が今季チーム一番乗りでの完投勝利という完璧な形で雪辱を果たした。

「5回が終わった時点できょうは絶対完投しようと思った。本当は完封したかったのですが、それは次の目標にします」。昨季まで「5回、本拠地限定」とされていた男がしぶとく進化と脱皮を重ねる。

中日立浪監督(松葉の8年ぶり完投勝利に)「立ち上がりにピンチをしのいだのがすべて。2回以降は丁寧にいつもの投球ができていた。大量点もある中で完投までしてくれて非常に助かった。本人にとってもチームにとっても大きい」

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