【ヤクルト】村上宗隆「お父さん誕生日プレゼント弾」から2日、豪快6号ソロで今季初3連勝導く

巨人対ヤクルト 3回表ヤクルト2死、ソロ本塁打を放ちナインとポーズを決める村上(撮影・たえ見朱実)

<巨人0-4ヤクルト>◇1日◇東京ドーム

「お父さん誕生日おめでとう」弾から2日-。

ヤクルト村上宗隆内野手(24)が、またしても豪快な1発を打ち上げた。3点リードの3回2死走者なし。6号ソロを、左中間スタンドへぶちこんだ。父公弥さんの51歳の誕生日だった4月29日巨人戦(東京ドーム)に5号ソロを放った孝行息子。記念球を父へプレゼントすべく陰で動いていた粋な男が、チームに今季初の3連勝をもたらした。

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村上家の祝福ムードはまだ終わらない。父親思いのヤクルト村上が、またしても豪快な1発を放った。「誕生日プレゼント弾」から2日後。3点リードの3回2死走者なしだった。巨人先発・赤星から逆方向へかっ飛ばした。初球ど真ん中148キロ直球を空振りし、バットを持つ手を少し下げていた。「今日の打席としてはそれが正解」。修正して迎えたカウント1-2からの4球目。似たようなコースに来た147キロ直球を力でつぶし、左中間へ6号ソロ。「どこにホームランが出ても僕自身、いいホームランだと思います」。驚いた様子の巨人ファンがキャッチした。

2日前も巨人ファンがホームランボールを捕球。だが、あの日の1発には物語の続きがあった。5号ソロを放った4月29日巨人戦は、父公弥さんの51歳の誕生日だった。第3打席に右中間スタンドの上段へ「お父さん誕生日おめでとう」の5号ソロ。言わずもがな、巨人ファンで埋め尽くされた場所へ着弾した。特別な1日に描いた放物線は、巨人ファンの元へ。孝行息子は、父へプレゼントしたかった。関係者によれば、ヤクルトから巨人へその思いを伝えたところ、スタッフが記念球をゲットしたファンに接触。村上の打撃用手袋などとの交換をお願いした。理解があったからこそ、ボールは無事に村上の元へ戻ってきたという。

決して多くは語らないが、陰で父親思いの演出をする24歳。チームを支える4番としても、今季初の3連勝に大きく貢献した。「明るくやれてますし、今しっかり打線と投手陣がかみ合ってるので、またこれから5月に入りましたし、なんとか上を目指して頑張っていきたいなと思います」。愛情込めて育ててくれた父のため、大きく成長させてくれたヤクルトのため、祝福のアーチを生み続ける。【栗田尚樹】

▽ヤクルトオスナ(初回に6号3ラン)「外国人選手が全員活躍していて素直にうれしいです。全員状態がいいということはチームにも大きな力を与えていると思うので、これからもみんなでがんばります」

 

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