<都市対抗野球近畿地区第2次予選:ニチダイ7-5大阪ガス>◇第1代表決定トーナメント1回戦◇21日◇大阪シティ信用金庫スタジアム
都市対抗2回出場のニチダイ(京田辺市)は昨秋、全日本社会人野球選手権で日本一を飾り、都市対抗に28回出場経験のある大阪ガス(大阪市)を延長戦の末、破った。
初回に4点を先制され、3点を追いかける8回1死満塁で、4番の馬場友翔内野手(23=東農大)が左翼への満塁本塁打を放ち、一気に逆転。しかし、9回裏2死から追いつかれ、延長タイブレークに突入。10回表に丹羽美颯輝外野手(28=東海大)の左前適時打などの2得点で勝ち越しに成功。10回裏は3番手酒井駿輔投手(23=日大)が締め、昨年の都市対抗2次予選でも対戦し、3-12で大敗した相手にリベンジした。
馬場は背番号25に合わせ、打撃用手袋や防具にも「25」の刺しゅうを施している。母校の恩師で龍谷大平安の原田英彦監督(64)が、社会人・日本新薬時代に着けたのと同じ背番号を背負う。馬場は「目標にしています」とはにかむ。
殊勲の満塁弾は、中学卒業後から公式戦でのアーチがなかった馬場にとって、社会人で公式戦初アーチにもなった。「こういうところで打つために練習してきたので、それが今日結果につながって喜びに変わりました。(本塁を踏んだときは)ほんまに気持ちよかったです」。ホームイン後、ベンチ前で絶叫し、喜びを全身で表現した。
今後に向け「このまま第1代表を取って都市対抗に行きたい」と意気込んだ。【塚本光】