ソフトバンクのリバン・モイネロ投手(28)が、24日のロッテ戦(ZOZOマリン)で佐々木朗希投手(22)と投げ合う。「令和の怪物」とのマッチアップはレギュラーシーズン初。相手は最速165キロの剛腕だが、モイネロも先発転向1年目でリーグ2位の防御率1・53と絶好調だ。勝てば、開幕42試合目で貯金20に到達する。球団史上3度目で、過去2度はいずれもリーグ優勝。モイネロがV率100%の「吉兆データ」へホークスを導く。
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モイネロVS佐々木の投げ合いが、レギュラーシーズンで実現する。対決前日の23日は、ZOZOマリンで最終調整。「いいピッチャーというイメージがあるね。いいピッチャーと対戦している時は自分も1点もやれない。そういう緊張感の中で投げられるのはすごくいいことだと思うよ」と静かに闘志を燃やした。
佐々木は最速165キロを誇る剛腕だが、実績ではモイネロも負けてはいない。NPB通算313試合で防御率1・89。今季は先発転向1年目で2勝1敗、防御率1・53は西武武内の1・43に次ぐリーグ2位の数字だ。「1点台というのはいい結果だと思いますけど、全然数字は気にしていないよ」と冷静。「毎回いいピッチングができるように調整していきたいね。いい数字で投げるのはいいことですけど、チームの勝ちにつながるようなピッチングを集中してやっていきたい」とチームファーストの精神でマウンドに上がる。
“偉業”もかかる。現在チームはパ・リーグ首位を独走中。41試合を終えて29勝10敗(2分け)で貯金を19まで積み上げた。24日にロッテに勝てば、開幕42試合で12球団最速30勝。貯金は大台20に到達する。42試合での貯金20以上は球団では南海時代の48年と65年にあり、その2度はいずれもリーグを制覇。モイネロでV確率100%の「吉兆データ」を呼び寄せる。
2週連続で「金曜日の男」を任され「相手がどういう戦術を持って取り組んでいるかを見ながら、自分がアジャストしていきたいね」と意気込んだ。2戦目以降は大津、スチュワートが先発する見込み。打線は2試合連続で2桁得点を挙げるなど、こちらも絶好調。交流戦前最後のカードも投打で勝ちきる。【只松憲】