オリックスが計14安打で今季最多タイ9得点の猛攻をみせ、連敗を2で止めた。打線をけん引したのは4番森友哉捕手(28)だ。初回1死一、三塁から日本ハム上原の低めの変化球を引きつけ、逆方向へはじき返す技ありの左前打で先制点を奪い、そこから一気に3点を先取した。2回1死満塁と再び回ってきたチャンスで内角直球を引っ張り右前へ。2回までに6得点を奪い、左腕を先発マウンドから引きずり降ろした。
森は今季初決勝打を含む2安打2打点と奮闘し、チームの勝利に大きく貢献した。「打たないより全然打った方がいいですし、次の日の入り方も全然違うので。こういう試合を多くつくっていきたい」。森を起点に序盤で6点を奪った打線に、中嶋監督は「1、2回にあれだけつながったのもなかなか珍しいじゃないですか。そんなことないか」。5回には若月の2ラン、9回には代打西野が1死満塁から中前適時打を記録。指揮官は「特に9回の攻撃はよかった」と評価した。
快勝で中嶋政権ワーストタイとなる借金7と今季初の同一カード3連敗を阻止した。広島から移籍加入し、開幕から不振が続いた西川も3安打2打点と復調の兆しをみせた。指揮官は「見ましょう。見ましょう。期待しかないですけど、見ましょう」と言い残し、球場を後にした。この日の勝利で自力V消滅は最短29日から30日に伸びた。ここから連勝街道を歩み、逆転Vへ突き進む。【古財稜明】