<日本ハム3-9オリックス>◇23日◇エスコンフィールド
日本ハムがオリックスに大敗し、本拠地エスコンフィールドでの連勝が「8」で止まった。1軍再昇格で約1カ月半ぶりの先発となった上原健太投手(30)が、初回の先頭打者への四球から崩れて1回1/3を8安打2四球で6失点と試合をつくれなかった。
試合後に新庄剛志監督(52)が球団に託して発信してもらったコメントが、この日の全てを物語っていた。
新庄監督 最近、打線の調子が良かったので上原君にはなんとか試合をつくってもらいたかった。フォアボールはいらんわ。
4月7日以来の先発マウンドとなった上原だが、立ち上がりから理想とかけ離れた投球となった。昨季から掲げる“四球厳禁”のマイルールは、初回先頭の広岡に9球粘られた末の根負けで守れず。出はなをくじかれ、リズムが狂った。犠打を挟んで1死二塁から5連打を浴びて、いきなり3失点を喫した。
2回も立ち直れなかった。先頭の若月は打ち取ったが、1死から広岡に二塁打。さらに福田にはこの日2個目の四球を与え、中川と森には連打を浴びて、また失点。ここで新庄監督も我慢できずにベンチを飛び出し、ブルペンデーだったオリックス先発の高島よりも早く上原降板を決断した。
指揮官が残したコメントのように、打線は3試合連続2桁安打となる12安打を放った。何度もチャンスをつくったが、得点は5回に飛び出したマルティネスの5号3ランだけ。2回までに6点を追う展開は、やはり重すぎた。試合後に2軍降格が決まった上原は「ストライクゾーン周辺にコントロールできるように。去年もできていたことなので、できないことはない。気持ちを強く持ってやっていきたい」。30日阪神戦(甲子園)の先発は北山を再昇格させることが有力だ。
これでホームの連勝は「8」で止まり、貯金は1つ減って「6」となった。新庄監督は加藤豪の再調整も決め、24日の楽天戦(楽天モバイルパーク)からは奈良間の再昇格と、3年目右腕の畔柳を2年ぶりに昇格させる。交流戦前の最後の3連戦へ向けてテコ入れし、勢いよく交流戦へ突入する。【木下大輔】