<DeNA2-4広島>◇26日◇横浜
広島栗林良吏投手(27)が、ソフトバンク馬原と並ぶ日本人最速タイの178試合目で通算100セーブに到達した。2点リードしたDeNA戦(横浜)の9回に登板。両親が見守る前で、1死から筒香に二塁打は許したが、後続を断ちリーグトップタイの14セーブ目を挙げた。
4年目で大台に達した右腕は「みんなにお祝いしてもらってうれしい。今日達成できてよかった。でも、100回勝てたという部分が一番うれしいです」と振り返った。東京五輪優勝メンバーで、金メダルを獲得したのと同じ球場で節目に到達した。新井監督も「100セーブってそれだけでもすごいこと。それに最速タイというのは本当に素晴らしい」とたたえた。
2年連続で30セーブ以上を挙げたが、昨季は18セーブとペースダウン。苦しいとき、妻や子どもたち家族に支えられた。自宅でチームの応援をしながら風船を飛ばしている動画などを見て力に変えてきた。セーブに失敗したときは夜0時まで反省し、それ以降はしない、というルーティンをプロ入りから続ける。守護神を務める覚悟は、常に胸に秘めている。
チームは今季2度目のカード3連勝で、貯金は最多の5とした。阪神が敗れたためゲーム差は再び0・5と接近。首位も目の前だ。栗林は「(役割が)9回のまま野球選手を終えられればベストですけど、そううまくいかないと思う。1試合でも多くチームの勝ちのために頑張りたい」。絶対守護神とともに、上り調子のコイは28日からの交流戦に突入する。 【高垣誠】
▽広島永川投手コーチ(背番号20の継承者、栗林の日本人最速100セーブに)「彼にとっては、今からどんどん上げていってもらわないといけない数字ですし、通過点だと思ってます。入団時と変わらず、全てのボールを操れて、いい状態で投げてくれてるんじゃないかなと思ってます」