【巨人】サヨナラ打の吉川尚輝「野手陣で何とかしたいと」12回無失点継投の投手陣に感謝

巨人対ソフトバンク 12回裏巨人1死二塁、吉川(右)はサヨナラ適時二塁打を放ち阿部監督から祝福される(撮影・浅見桂子)

<日本生命セ・パ交流戦:巨人1-0ソフトバンク>◇29日◇東京ドーム

巨人が今季3度目となるサヨナラ劇場を繰り広げた。

9回で決着つかず、0-0のまま延長戦に突入した。なりをひそめていた打線が8回から5イニング連続得点圏に走者を置いた延長12回1死二塁。吉川尚輝内野手が、元メジャー・セーブ王のオスナの初球153キロ直球を、右翼フェンス直撃の一打で打ち砕いた。

チームにとって今季3度目。4日阪神戦に続く2度目のサヨナラ劇場を演出した吉川はお立ち台で、12回無失点継投の投手陣に「本当に粘り強くゼロで抑えてくれていたので、野手陣で何とかしたいという思いで、なかなか点が入らず延長まで投げてくれましたし、最後こういう形で勝てて良かったと思います」と感謝とともに喜びの声を上げた。

踏ん張ったのは投手陣だった。先発の堀田賢慎投手が直球にチェンジアップ、カーブと少ない球種で踏ん張った。捕手岸田のリードにも引っ張られ、5回2/3 5安打無失点。さらに中継ぎ7人を投入して無失点継投を続けた。最終回、登板した平内龍太投手は、川瀬を中飛、海野を投ゴロに仕留め2死。川村に四球を出しながら、最後は代打リチャードを2球で追い込んでから、スプリットで中飛に打ち取った。22年7月18日ヤクルト戦以来681日ぶりの白星を手にした。

▽巨人堀田(5回2/3で5安打無失点)「5回までは粘り強く投球できていたのですが、また前回と同様に6回途中で降板してしまったことは悔しいです。次は投げ切れるように、何か変えていかないといけない」

▽巨人小林(延長12回代打で犠打)「みんなが作ってくれたチャンスだったので、どんな形でも決めるんだという気持ちで必死にいきました。最後のサヨナラにつながって良かったです」

▼巨人は0-0の延長12回、吉川の二塁打でサヨナラ勝ち。巨人の1-0サヨナラ勝ちは、長野の本塁打で決めた18年9月28日DeNA戦以来、6年ぶり。18年は9回で決着しており、巨人が延長12回以降の1-0サヨナラ勝ちは、延長12回に長嶋の本塁打で勝った66年6月20日大洋戦以来、58年ぶり。