<日本生命セ・パ交流戦:ソフトバンク2-1広島>◇31日◇みずほペイペイドーム
ソフトバンク栗原陵矢内野手(27)が値千金の勝ち越し犠飛を放った。1-1で迎えた8回1死一、三塁。広島島内の内角153キロ直球を仕留めた。打球は左翼へ高々と舞い上がる。三塁走者は山川。栗原は祈った。
「『山川さ~ん、お願いしま~す』みたいな感じ」
山川は相手左翼手の捕球を確認すると、ホームへ全力疾走。巨体を揺らしながら生還した。栗原は「今年一番速い山川さんを見れて良かったです」と笑顔。ベンチでは「ありがとうございます」と山川に感謝した。
4回1死では逆方向への左翼フェンス直撃の二塁打を放った。これで5月は月間打率3割7分3厘(67打数25安打)、3本塁打、16打点。4月は一時打率1割台を下回ったが、シーズン通算打率も2割8分と一気に上昇させた。27打点は山川、柳田に次いでリーグ3位。勝負強さも取り戻してきたが「自分が打てれば勝てる試合は多かったので、納得はしていない。もっとこだわっていきたい」と貪欲だった。オフにはシーズン100打点到達を誓った。これからもチームを勝利に導く一打に徹する。【佐藤究】