<日本生命セ・パ交流戦:巨人7-1西武>◇2日◇ベルーナドーム
先制の火付け役は、試合開始2時間半前まで平塚にいた巨人秋広優人内野手(21)だった。5回1死、左前への一打で出塁すると立岡の左前適時打で先制のホームを踏み、これが決勝点となった。「最初ウソかなと思ったけど本当だった。時間がないなりにチームが勝てたんでよかった」。1軍昇格を聞いたのは午前10時過ぎ。神奈川・平塚でイースタン・リーグの出場準備中だった。関東平野を約50キロ北上し、ベルーナドーム到着は試合前練習終了25分前だった。
坂本が練習中に腰の張りを訴えたための緊急招集だった。ティー打撃、キャッチボールを数回行い、ダッシュ1往復入れてから一塁守備で捕球練習し、10分弱のフリー打撃。それでも柵越え3発で「7番一塁」の先発に臨戦態勢を整えた。
練習中、ケージ裏で「ファームの映像は見ていた」と声をかけた阿部監督は「1本打っても2本目がいつも出ないので。そこら辺は厳しく言っていこうかなと思います」。秋広のこの日のドタバタ劇を、ツンデレ評で締めくくった。