“バッセン二刀流自主トレ”で交流戦2年連続勝利&打点を狙う。日本ハム北山亘基投手(25)が4日の「日本生命セ・パ交流戦」広島戦(マツダスタジアム)に先発登板する。
3勝目を挙げた前回登板の5月15日西武戦後、2軍調整。1軍再合流に向けてセ主催試合では打席に入る交流戦登板を見据え、近所のバッティングセンターで打撃練習を重ねた。用意周到な独自トレの成果を、披露する。
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今季初の交流戦登板へ、愛称“教授”こと北山が入念に考え抜いた? 独自トレを本番で生かす。マツダスタジアムでの広島戦は、打席にも入る。「打席を楽しめるようなピッチングの内容を。打席が楽しめていたらピッチングの内容も良いと思う」と、相乗効果での好投を思い描いた。
当初は5月30日阪神戦(甲子園)で登板する予定だった。それまで2軍本拠地の鎌ケ谷で調整。打撃練習は「あまりできていなかったので」と、同学年で育成左腕の山本晃を誘い、2軍拠点の千葉・鎌ケ谷付近のバッティングセンターへ向かった。愛称“もっさん”と、一般客もいるバッセンでプロ野球選手2人並んでフルスイング。「120~130キロの軟球を、置いてあった金属バットで20球を4、5セット…100球ぐらい、素手で打ってきました」と言う。
ストラックアウトも併設されており9枚中パネル8枚当てると、バッティング5回無料券がもらえるシステム。「頑張って8枚当てて5回券をもらって。まあ遊び感覚で、どちらも磨けました」と投打プラス、リラックスも兼ねた“一石三鳥トレ”で支度してきた。
悪天候で5月28日阪神戦が中止となり、先発予定だった山崎が同30日に回ったため、北山の登板は敵地での広島戦にずれた。その山崎は6番に入り、決勝打を放ち、6勝目を挙げた。「甲子園で投げたかったですけど、もっとレベルアップして」(北山)。エスコンフィールドでの投手陣打撃練習にも少し加わり、バッティングセンターでの感触を、ちょっぴり実戦に寄せることも、できた。
交流戦は、ちょうど1年前の6月4日巨人戦(東京ドーム)で自らのバットで2安打2打点。投球でも7回8安打3失点と粘り、白星を挙げた。「去年は、たまたまです。バッティングは期待しないでください」。あくまで謙虚な発言に留め、本番でのサプライズ打をもくろむ。【永野高輔】