【中日】岩崎翔が支配下契約復帰会見「またここからスタート」背番号16 即1軍昇格

中日対ソフトバンク 試合前、支配下登録を受け会見終え復帰した背番号「16」を指しポーズを決める中日岩崎翔(撮影・森本幸一)

<日本生命セ・パ交流戦:中日-ソフトバンク>◇4日◇バンテリンドーム

中日の岩崎翔投手(34)が4日、支配下登録された。NPBで公示され、その後出場選手登録され、1軍に昇格した。背番号は16。

同投手は21年オフにソフトバンクから、国内FA権行使で移籍した又吉の人的補償で中日に移籍。セットアッパーを期待され22年3月26日巨人戦(東京ドーム)で初登板したが、先頭に四球で降板。右肘の違和感から戦列を離脱し、同年9月に右肘内側側副靱帯(じんたい)再建手術(トミー・ジョン手術)などを行い、育成契約を結びリハビリ、調整を続けてきた。

背番号16を背負い会見場に現れた右腕の目は輝いていた。「非常にうれしい。またここからスタートだと思う。身の引き締まる思い。より一層頑張りたい」。リハビリ中は肉体強化も並行させた。筋肉量の増加に伴い約10キロ体重を増量。約2年間のリハビリ生活に「充実した時間を過ごせた。ケアにしてもトレーニングにしても復帰した時に悔いが残らないようにすべてをやりきろうという思いでやってきた」。

今年の沖縄読谷の2軍春季キャンプで阪神との練習試合で約2年ぶりの実戦登板を果たした。ウエスタン・リーグでは連投テストもクリア、16試合に登板し、1勝0敗2セーブ、防御率1・80の数字を残した。

「いつ上がるか分からない状況で頑張り続ける難しさも感じた。育成選手としてのしんどさももちろん感じた。2年間投げていなかったので疲労の抜け具合とかがしんどかった」。08年に市船橋(千葉)から高校生ドラフト1巡目指名でソフトバンクに入団。17年にはセットアッパーとして72試合に登板、46ホールドポイントを挙げ、リーグ優勝、日本一に貢献、初タイトルの最優秀中継ぎ投手賞を手にした。「他の若い育成選手も頑張っていましたし、そういう姿をなるべく見せないように、そういう思いでやっていました」。プロ17年目。歴戦のベテランとしての意地が体を突き動かした。

支配下復帰したのは古巣ソフトバンクをバンテリンドームに迎える日。「いきなりグラウンドに現れるのが一番いいかなと思った。みんなファームにいると思っているので、知っている人もいるのできょう会えるのが楽しみ」と、サプライズでの旧友たちの再会を楽しみにした

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