【楽天】内星龍プロ初甲子園で先発 履正社3年時コロナ禍で春夏中止の憧れの舞台で6回2失点

阪神対楽天 力投する楽天先発の内(撮影・前田充)

憧れの舞台に、おのずと力が入った。楽天内星龍投手(22)が阪神戦に先発。プロ入り後初めて、甲子園のマウンドに立った。

初回、1番中野にいきなり二塁打を浴びたが、後続3人をピシャリ。2回は糸原を147キロ直球で投ゴロ、続く渡辺も148キロ直球で遊ゴロ、木浪は3球目のスプリットで一ゴロと、わずか5球の省エネ投球だった。

しかし、3回に先行された。連続三振で簡単に2死を奪ったが、中野に右前打を許すと、続く前川に151キロ直球を右中間にはじき返され、先制の適時二塁打を食らった。5回には1死満塁から森下に中前適時打を浴びるも、それ以上は追加点を与えなかった。

履正社(大阪)3年時の20年、コロナ禍により春夏の甲子園が中止になった。高校球児にアピールの場を提供するため、同年8月に甲子園で行われた「プロ志望高校生合同練習会」に参加。シート打撃で打者5人に無安打1四球と力投した。「プロの世界に入れたのもああいう舞台を用意してくれた方々のおかげで、人生の分岐点になったところもあった」。この日は合同練習会以来の聖地。感謝の思いを込めて腕を振った。【山田愛斗】