<日本生命セ・パ交流戦:巨人3-4ロッテ>◇5日◇東京ドーム
ロッテが“単打のマーチ”に“一発の実”でやり返した。「日本生命セ・パ交流戦」で巨人と対戦。初戦で9連打を含む1イニング12単打のプロ野球新記録を食らい惨敗した。だが第2ラウンドは4回にネフタリ・ソト内野手(35)が値千金の決勝3ランを放った。18失点の1敗も4得点による1勝で、今カードを五分五分に戻した。
◇ ◇ ◇
ソトがお株を奪う1発で、先制点をゲッツ!した。0-0で迎えた4回、ポランコ、岡が連続右前打で出塁するチャンス到来。無死一、二塁で2試合ぶり4番復帰のソトがカウント2-1から巨人堀田の高めに浮いた直球を強振した。「打ったのはストレートだよ。とにかく勝つことが重要なんだ! それだけだ」と右翼席に確信の一撃を放った。
この日はお笑い芸人のダンディ坂野が東京ドームに登場。始球式に登場したラミレス氏とともに、お決まりの「ゲッツ!」を披露した。6号先制3ランを放ったソトはダイヤモンドを1周し、ベンチに戻ると本塁打パフォーマンスのゲッツをベンチで出迎えるチームメートと連発。5月25日のソフトバンク戦以来8試合ぶりの1発で2連敗中のチームに反攻のきっかけをもたらし喜びを表現した。
5日の今カード初戦は11年9月10日ソフトバンク戦以来、13年ぶりの18失点で大敗を喫した。巨人打線の23安打18得点にやられ放題だった。2日の阪神戦で11連勝がストップ。大敗も重なり、やや重い空気が流れたが、主砲が不安を払拭した。
DeNA時代の19年に43発で2年連続本塁打王を獲得したときは横浜スタジアムの23本に次いで、東京ドームで7本を量産した。相性がいい敵地で気持ちよさそうにバットを振った。
ダンディ坂野のパフォーマンスで球場が盛り上がったか定かではないが、ソトのゲッツパフォーマンスで、左翼席のロッテファンは大いに盛り上がったに違いない。【星夏穂】