【広島】秋山翔吾、歴代9位となる先頭打者本塁打「8割、1打席目が僕の仕事」負の流れ断ち切る

広島対日本ハム 1回裏広島無死、秋山は先制中越え本塁打を放つ(撮影・加藤孝規)

<日本生命セ・パ交流戦:広島6-0日本ハム>◇5日◇マツダスタジアム

ひと振りで負の流れを断ちきった。広島秋山翔吾外野手(36)が1回、日本ハム伊藤の初球148キロを狙った。捉えた当たりは中堅方向へ伸び、バックスクリーン左のスタンドに突き刺さった。今季2本目となる通算23本目の先頭打者本塁打は、山崎裕之(西武)を抜いて歴代単独9位となった。

前日のゼロ封負けでチームは5連敗を喫していた。5試合でゼロ封負け2度を含め、1試合平均1・2得点。1番打者として打線のけん引役を自負する自身も、5試合で22打数4安打と納得できる数字ではなかった。この日は早出特打でも汗を流した。

経験に裏打ちされた初球狙いだった。「9回まで影響のある初球打ちなのか。そこまで背負わなくていいというところもありますけど、1番として入る以上は8割、1打席目が僕の仕事だと思っている」。自信と覚悟を持って踏み込んだ分、打球に力が伝わった。秋山の1発で試合の主導権を握り、完封返しで連敗を止め、首位巨人に0・5差とした。新井監督は「こういう状況だったので、アキの先頭打者初球ホームランというのは、チームに力、勢いをくれたと思います」とベテランの働きに拍手を送った。【前原淳】

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