【ソフトバンク】モイネロかつての「方程式」森唯斗と投げ合い8回1失点3勝目 プロ初安打も

DeNA対ソフトバンク DeNAに勝利しナインとプロ初安打のボールを手に3勝目のポーズを決めるソフトバンクのモイネロ(撮影・垰建太)

<日本生命セ・パ交流戦:DeNA1-10ソフトバンク>◇7日◇横浜

ソフトバンクのリバン・モイネロ投手(28)がDeNA打線を8回5安打1失点に抑え、3勝目を挙げた。立ち上がりから圧倒した。150キロ超の直球に落差のあるカーブ、チェンジアップを交え牛耳った。「何とかコントロールして投げることができた。ベイスターズ打線は強力なので、しっかり投げ込んでいこうとポジティブな気持ちで投げた」。失点は4回、先頭オースティンに許したソロ1発のみ。計7三振を奪うなどしっかり要所を締めた。

昨年までホークスに在籍し、7年間同僚だった森との投げ合い。8回モイネロ、9回森で20年には日本一に貢献した間柄。2回の初打席では見逃し三振に倒れたが「すごく楽しかった」と笑顔で振り返った。4回の2打席目では、3番手宮城の150キロの直球を左前にはじき返しNPB7年目で初安打をマーク。山川の押し出しで初得点も記録した。「ヒットを打ててすごく満足しています。打ててうれしかった」。初ヒットの記念球を手にニコニコ顔だった。

打線の強力援護もあって8回120球をテンポ良く投げ込んだ。防御率も1・70と上昇。頼れるサウスポーは大好きな夏に向け、さらに白星を積み重ねる。

 

○…モイネロはアクシデントにも動じなかった。試合開始を目前に控え、横浜スタジアムにほど近い中華街で火災が発生。風で黒煙や灰がスタジアム方向に流され、焦げ臭いにおいが充満した。左腕は「火事っぽいなというのは見たんですけど。特に影響はなかったです」と平常心で奮闘した。

 

○…甲斐が元同僚のDeNA森唯から恩返し弾を決めた。0-0の2回1死一、二塁。内角直球を強振し、左翼席に先制決勝の2号3ランをかっ飛ばした。「いろいろな思いを感じながらエキサイトして、勝負に勝ちたかった」。1学年上の先輩右腕とは昨季まで10年間プレー。20年の日本シリーズでは森唯がセーブを挙げて4連覇を達成し、抱き合って喜んだ間柄だ。今年3月のオープン戦(北九州)でも代打逆転3ランを放っており、今度は本番で恩返し。15安打10得点の大勝&今季最多タイの貯金20に大きく貢献した。

 

○…3番栗原が貴重な適時打を放った。3点リードの3回1死三塁で森から右中間を破るタイムリー二塁打。「打ったのはカーブ。とにかく追加点をという気持ちだけでした。走者をかえす打撃ができてよかった」。3試合ぶりの打点にホッとした様子。柳田離脱後の大事な打順を任され、さらに打撃力を高めていく。

 

○…6番柳町も3安打3打点の活躍で大勝に貢献した。3回にリードを5点に広げる中前適時打を放つと、4回2死満塁でも左翼線へ2点タイムリー二塁打を放ち8-0とした。「狙い通り、イメージ通りの打撃ができました。満塁のチャンスを生かすことができて良かった」と納得の一打を自画自賛した。8回の左前打を合わせて今季2度目の猛打賞。打率も4割6厘に引き上げた。

 

▽ソフトバンク周東(8試合ぶりのスタメンでマルチ安打&盗塁成功)「本当にホッとしています。あまり一喜一憂しないで、できることをこれからも続けていきたい」

【動画】かつての相棒、森唯斗から先制弾!ソフトバンク甲斐拓也が第2号3ラン

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