【ヤクルト】サイスニード先発10試合目ようやく初勝利「うれしい」今季開幕投手の中で最遅

ヤクルト対日本ハム 6回表日本ハム2死一塁、田宮を三ゴロに仕留め、ガッツポーズを見せるサイスニード(撮影・菅敏)

<日本生命セ・パ交流戦:ヤクルト6-3日本ハム>◇8日◇神宮

先発10試合目でやっと白星をつかんだ。ヤクルト・サイスニードは、勝ち試合を締めた守護神田口と肩を抱き合った。

「とてもうれしい。とてもいい勝ち方だった。とてもいい1日だったと思います」。今季の12球団開幕投手の中で“最遅”の初勝利となった。

最少失点で援護を待った。失点は3回に日本ハム万波に許したソロ1発のみ。4回には1死一塁から盗塁を試みた松本剛を追いかけてタッチアウト。趣味は狩猟の助っ人がハンターの俊敏さをのぞかせた。オフを過ごすアラスカに比べると最高気温28度の神宮は「メッチャアツイ」。「頭部が一番熱がこもるので涼しくしてきました」と2日前に散髪し、6回97球を投げきった。

前回の楽天戦も、前々回の中日戦も、勝利投手の権利を持って降板しながら救援陣が追いつかれた。「最後のアウトまで心配な感情で見守りました」と正直に吐露したが、腐らずに自分の役割に徹してきた。「30分だけ喜んで、それ以降はまた次の先発に向けて調整したいと思います」。待望の1勝が付いても、真摯(しんし)な姿勢は全く変わらない。

▽ヤクルト高津監督(サイスニードの今季初勝利に)「うちの外国人はみんなそうですけど、一生懸命やるので。何かにあたったり、練習の手を抜いたりとか絶対しないので。神様が見ているんじゃないですか」

▽ヤクルト松本直(2年ぶりの1号3ランでダメ押し。バッテリーを組むサイスニードを攻守で援護)「サイちゃん、なかなか勝ちが付いてなかったんで追加点がほしいなと思っていた。(試合後に)グッジョブって言われてハグしました」

【関連記事】ヤクルトニュース一覧