<日本生命セ・パ交流戦:オリックス0-5阪神>◇13日◇京セラドーム大阪
2シーズンぶりにスタメン出場した阪神豊田寛外野手(27)が、うれしいプロ初安打からの、特大の二塁打を放った。
2回2死一塁、オリックス田嶋から右前打。今季2打席目、プロ通算11打席目での初安打だ。ボールは回収され、三塁側ベンチに届けられた。
さらに4回1死一塁では左翼フェンス直撃の二塁打。本塁打まであと1メートルもないほどの、本塁打級の当たりだった。これで1死二、三塁とチャンスメーク。梅野の遊ゴロの間に三塁走者原口が生還。左手でベースをかすめる「神走塁」にリクエスト判定もセーフのままだった。これで阪神は9日西武戦以来、23イニングぶりの得点となった。
豊田は初回の守備では、先頭来田の当たりを捕球できず、プロ初失策を犯していた。ミスを挽回する一打。即戦力を期待され21年ドラフト6位で入団した男が、ようやく1歩目、それどころか得点不足の打線の起爆剤となった。
試合後の豊田の一問一答は以下の通り。
◇ ◇ ◇
-今の気持ちは
「ほんとにほっとしているというのがまず。プロ野球始まったなって感じです」
-スタメンはいつ分かったか
「練習始まる前のミーティングの前ぐらいです。あるかもと思っていたので、準備はしてきたのでやるしかないって、そういう気持ちでした」
-守備は焦りが
「緊張ずっとしてました。やべえっ感じで」
-誰かに何か言われた?
「西さんも梅野さんも『思い切ってやれ』っていう風に声をかけてくださったので。そのまま打席向かいました」
-二塁打も
「ホームランバッターじゃないと思うので、入ると思っていなかったので、普通に思い切りベースランニングして」
-先制につながった
「先輩方がうまくつないでくれました」
-記念のボールは
「とくに」
-家に置いとく?
「そうですね」
-打ち分けるのはらしさが出た
「1打席目の感じがすごくファームでやってきた形のヒット。いい形だったので」
-下半身主導で
「しっかり安定していると思うので、今日も結果につながってくれたと思います」
-ラストチャンスでフォームかえた
「何も無い状態なので、ほんとにやるしかないと思って」
-社会人から入って焦りは
「焦りはあるんですけど、最後だと思ってやっていたので。思い切りやったって感じです」
-ほっとしている?
「守備でミスをしてしまったので、そこをしっかり練習して、打撃もまた良くなるように練習したいと思います」
-打席での緊張は
「それはなくて、冷静に打席に入れたかなと思います」
-明日以降へ
「しっかり出された場所で結果を出せるように思いきってやっていきたいと思います」
-外野手として名前が挙がらなかった
「立場的にもファームで結果を出すしかないと思ってやってきたので、焦りというよりかは、自分のやるべきことをやろうと取り組んできました」