【DeNA】いぶし銀の働き 京田陽太「皆さまの前で」古巣から初本塁打で名古屋のファンに恩返し

中日対DeNA 7回表DeNA無死、右越え本塁打を放ちダイヤモンドをまわる京田(左)(撮影・森本幸一)

<中日1-5DeNA>◇28日◇バンテリンドーム

DeNA京田陽太内野3030)が恩返し弾で名古屋のファンに感謝を示した。4点リードの7回先頭、中日祖父江の内角フォークをすくい上げた。舞い上がった打球は中日ファンが陣取る右翼席へ。プロ入りから6年過ごしたバンテリンドームで4年ぶり、古巣からは初ホームランでリードを広げた。「相手がどこであれ、やることは変わらないですが、今まで応援してくださっていた名古屋のファンの皆さまの前で打てたのは良かったです」と感謝の言葉を口にした。1号ソロを含む今季初猛打賞で連勝に導いた。

加入2年目の今季、この日は6試合ぶり21試合目のスタメン。中日時代には経験のない三塁や一塁の守備固めに、代打など幅広い役割を器用にこなす。「与えられたところでなんとか結果をというところ。良い準備ができたので良かった」と打席が少ない中でも欠かさない準備が結実した。

昨季、打席では球を引きつけて出塁率アップを意識する反動で打球速度が低下。投手の今永より遅いというデータを見せられた。「ここ数年、自分の打撃を見失っていた時期もあった」とキャンプではポイントを前へ戻し、17年の“新人王フォルム”を取り戻すべく練習から強い打球を心がけた。安定した守備や打撃でいぶし銀の働きを見せる京田が、古巣相手に輝きを放った。【小早川宗一郎】

▽DeNA三浦監督(京田について)「久しぶりのスタメンで結果を出してくれましたし、安心して見ていられる守備力が元々ありますから。いい働きをしてくれたと思います」

▽DeNA度会(4回1死、同学年の中日高橋宏からチーム初安打の左前打、先制のホームを踏むなどマルチ安打)「宏斗は同い年でものすごい投手。彼もフレンドリーで僕も人見知りしないので話すようになって。初対戦でしたけど楽しかったです」

▽DeNAジャクソン(7回3安打1失点8奪三振で4勝目)「序盤で野手が点を取ってくれて楽になりました。ロッカーもいい雰囲気なのでこの勢いを継続して行きたいです」

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