【西武】野村大樹が移籍後初打点「小学校の時は一番うまかったのに…」から“一番”へ

西武対ロッテ 5回裏西武1死一、三塁、左犠飛を放つ野村大(撮影・菅敏)

<西武2-9ロッテ>◇7日◇ベルーナドーム

若獅子としてスタートを切った。ソフトバンクからトレードで加入した西武野村大樹内野手(23)が、移籍後初打点を刻んだ。トレード発表から2日後となったこの日に1軍登録。即「2番・一塁」でスタメン起用され、5回1死一、三塁でロッテ中森から左犠飛を放った。古巣では厚い選手層に阻まれ、試合前には「試合、早くしたいですね」と心を躍らせていた。

座右の銘である「臥薪嘗胆(がしんしょうたん)」には野球人生が込められている。中学時代は枚方ボーイズでロッテ藤原、広島小園らとチームメート。移籍した大阪福島シニアでは、藤原と大阪桐蔭で3度の全国制覇を達成した中川卓也内野手(現東京ガス)と同僚だった。名門の両チームでレギュラーを張った。だが、実力差を覚えていた。早実では高校通算111本塁打を記録した日本ハム清宮が1学年上。「小学校の時は一番うまかったのに、悔しくて。だから、一番になりたいって思いが強い」と“一番”になれなかった悔しさが原動力となった。

6日の入団会見を終えると、「いつ呼ばれてもいいように」と午後4時から3時間、新天地の室内練習場で汗を流した。チームはロッテに開幕から11連敗で球団ワーストを更新。記念すべき初打点にも表情は険しかった。元同僚の藤原は2本の三塁打で、さっそうと目の前を駆け抜けていった。試合に出られる喜びと、負ける悔しさをかみしめて、変わらず“一番”を追い求めていく。【黒須亮】

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