大打線改造もあぁチグハグ…。阪神岡田彰布監督(66)は、約4分間の囲み取材の中で「チグハグ」と5度、口にした。
大きく動いた。1番にプロ初の野口を抜てきし、2番中堅は今季初スタメンの植田。3番には日本ハム時代の22年8月2日以来の先発二塁で渡辺を起用した。近本と中野の同時スタメン落ちは、コロナ禍で特例抹消した22年8月17日以来で、不振では中野が入団した21年以降で初めて。中野の連続試合フルイニング出場は241でストップした。だが大ナタも奮わず、第2打席まで3人の出塁は渡辺の四球のみ。「刺激っていうか、点を取るためにそないして。チグハグやなあ。ええ? 動けへんやんか。なかなか、チグハグで」。もどかしさしかなかった。
5回には1死一、二塁の好機をつくり、代打近本を投入。船迫の初球をとらえて右前に運び、采配ズバリかと思われた。だが今度は、二走小幡が走塁中に左太もも裏を痛めて本塁憤死。「小幡がああなったから。ちょっと人おらんようなったから。延長なったら(選手が)おらへんようなるからのお、なんかチグハグなるなあ」。中野も途中出場させたが見逃し三振。すべてがかみ合わなかった。
2度リードを奪ったが、頼みの先発大竹が守り切れない。「途中ボール高なったもんな、おーん。なんかな、後手後手でチグハグなるわな」。2回には4番佐藤輝が先制を呼ぶ二塁打を放ったが「あとの打席がもう。そら最初だけやんか、安定してるって。チグハグやなあ」と首をひねった。後味が悪すぎる敗戦で首位巨人と2・5ゲーム差に拡大。18日の移動日をはさみ、「チグハグ」をすっきりさせて19日からの広島3連戦に臨みたい。【磯綾乃】