<オリックス2-3楽天>◇19日◇ほっともっと神戸
チームを勝率5割復帰に導いた。楽天早川隆久投手(26)が、3年前に自身がマークした球団左腕最長の6連勝を達成。ヒーローインタビューでは「自分が求めているのは負けないところなので、負けない投球というのを常に続けていければと思います」と気を引き締めた。5回まで53球の省エネ投球。6回に2点を奪われたが、8回100球、6安打2失点、4者連続含む7奪三振でまとめた。
何度も左拳を握った。1点リードの8回2死一、三塁。この日3安打のオリックス4番西川と対峙(たいじ)した。カウント2-2から148キロ直球で押し込み、左飛に仕留めた。試合を通して直球がさえ「真っすぐは差し込めたり、真っすぐでカウント取れたかなっていう風に思います」と納得の表情でうなずいた。
3週連続で好左腕対決を制した。5日は早大先輩のソフトバンク和田、12日は開幕から無敗を続けていた西武ルーキー武内、この日は今季楽天戦4勝0敗の天敵・曽谷に投げ勝った。前半戦15試合でチームトップ7勝(3敗)、防御率2・21。球団左腕記録を更新する11試合連続クオリティースタート(6回以上、自責点3以下)も成し遂げた。
力投した早川について今江監督は「今日、マダックス(100球未満での完封)いってくれるかなと思ったんですけどね。最近、マダックスって新聞では見るけど、自分たちには全然ないから期待したんすけど…まだまだですね」と笑った。早川自身も「いやー、マダックスしたかったです」と声を弾ませ、軽快な足取りでバスへと乗り込んだ。【山田愛斗】