ソフトバンク中村晃外野手(34)が日刊スポーツの単独インタビューに応じ、新たな境地を迎えた前半戦を総括した。プロ17年目の今季はキャリア最多の47打席で代打出場。代打打率は1割7分1厘だが、勝負どころでの切り札としてパ・リーグ首位を独走するチームに貢献してきた。残り17試合に迫った通算1500試合出場にも意欲。4年連続日本一を知るベテランの心境に迫った。【取材=只松憲】
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-代打でシーズン47打席はキャリア最多。代打打率は1割7分1厘だった前半戦を振り返って
中村晃 単純に成績や数字が良くないので、自分的にはいい前半戦ではなかったと思っています。
-7月15日のロッテ戦では代打で適時二塁打。現在の打撃の調子は
中村晃 状態は普通だと思いますが、それでも数字が全てなので。それ以外はないと思います。
-6月中旬、代打に関しては「勉強中」と話していた。前半戦を終えて見えてきたものはあるか
中村晃 勉強中と言っても意識はその都度で変わるのでね。何がいいとか何が悪いとかはないと思っています。正解はないと思いますし、意識することは変わっていくことばかりです。
-改めて代打の難しさはどこに感じるか
中村晃 やっぱり基本的には1打席勝負なので。1打席で結果を残すことはそんなに簡単なことではない。一番の難しさはそこかなと思います。
-逆に結果を出した時はやりがいを感じるか
中村晃 もちろんうれしいという気持ちもあります。大事な場面での代打が多いので、打てなかった時の悔しさもありますし。それは代打でもスタメンでも、いつもの試合と変わらないのかなと思います。
-本拠地みずほペイペイドームでは「代打・中村晃」で大歓声を受ける
中村晃 歓声はもちろんありがたいと思っています。その歓声に応えられるようにやりたいと思って常に打席に立っています。
-小久保監督は「どんな数字であっても必要な選手」と信頼を寄せている
中村晃 小久保監督から期待をしていただいているのは感じます。その期待があるうちに結果を出したいと思っています。
-若手からは準備力や集中力が参考になるという声が多い。ベテランとして見られている感覚などは
中村晃 特に見られている感覚はないですね。僕は普通にやるべきことをやっているだけですし。そこに特別、見られている感覚はない。いま若い選手はみんな頑張っていますし、僕自身もその若い選手の頑張りに引っ張られることもあります。ベテランだからとか、そういう意識は特にないですね。
-残り17試合で通算1500試合出場。積み重ねてきた数字を振り返って
中村晃 あっという間だったなって思います。最初はここまで試合に出るイメージがあまりできなかったのでね。もちろんうれしさもあります。これからは1年1年、1日1日だと思う。少しでも多く数字を出せるように頑張りたいなと思います。
-チームは2位ロッテに10ゲーム差をつけ、首位独走でオールスターブレークに突入。後半戦に向けて
中村晃 最終的に優勝することが一番だと思います。個人的な成績もありますけど、チームが勝って優勝をすることが一番なので。後半戦はその思いに尽きると思います。