【オールスター】日本ハム山崎福也が主役!「先発投手兼2番DH」大谷ルールで1打席目に左前打

全パ対全セ 1回裏全パ1死、左前打を放つ日本ハム山崎。投手阪神才木(撮影・鈴木みどり)

<マイナビオールスターゲーム2024:全パ-全セ>◇第1戦◇23日◇エスコンフィールド

先発投手の日本ハム山崎福也(31)が、いきなり“二刀流”の本領を発揮した。

1回1死、阪神才木の初球152キロボール球を見極めると、続く151キロ直球をファウル。そして3球目、外角153キロ直球を捉え、左前に運んだ。24年の球宴初安打を決め、左手でガッツポーズを作りながらうれしそうに一塁ベースを回った。

異例の抜てきだった。全パのスタメンが発表され、先発投手ながら大谷ルールにより「2番DH」にラインアップ。野手顔負けの打撃センスで知られる山崎だが、超異例の形で二刀流が実現し、1打席目から結果を出した。ベンチでは中嶋監督やナインも笑顔でうれしそうな山崎の姿を見守った。

◆大谷ルール 公認野球規則5・11(b)にあり、先発投手がDHを兼任できるルールで、通称「大谷ルール」。投手として降板後もDHで打線に残ることができ、また、DHを退いた場合でも投手として出場を続けることができる。22年にMLBで導入され、NPBでは23年から採用。1軍ではまだ適用されていないが、2軍では23年3月19日の日本ハム-ヤクルト戦で初適用。日本ハム上原が「投手兼DH」で先発した。

 

★球宴での投手の打撃

◆先発2番 古くは8番投手も多数見られたが、8、9番以外の打順で先発は、77年<1>戦で5番で出た太田(近鉄)以来47年ぶり2度目。なお、太田は代打が出されて打席には立たず。

◆投手のヒット 野手で出場して安打した大谷(日本ハム)を除くと、投手の安打は87年<3>戦桑田(巨人)以来37年ぶり。桑田は阿波野(近鉄)から球宴初打席で初安打。

◆投手の本塁打 登板時に本塁打は60年<3>戦巽(国鉄)と71年<1>戦江夏(阪神)の過去2人。江夏は同試合で9者連続奪三振も。

◆代打ヒット 68年<3>戦では金田(巨人)が延長10回に代打でヒット。翌年<1>戦も代打で出場し、弟の留広(東映)との兄弟対決も。金田は球宴通算14打数5安打の打率3割5分7厘。

◆代打サヨナラ 88年<3>戦で、延長12回無死一、三塁で水野(巨人)が代打でサヨナラ犠飛。投手のサヨナラ打は球宴では唯一。

 

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