【オールスター】全セ岡田監督「ちょっとハッパかけ」快勝 9回は“名采配”代打・広島床田が安打

全パ対全セ 勝利監督インタビューに答える全セ岡田監督(撮影・足立雅史)

<マイナビオールスターゲーム2024:全パ6-11全セ>◇第1戦◇23日◇エスコンフィールド

全セの阪神岡田彰布監督(66)の猛ゲキが猛攻を呼び込んだ。試合前のミーティング。「なんとかこの北海道の地でセ・リーグの力を見せつけよう。今日は勝つぞ」。6球団から集まった猛者たちを前に、高らかに宣言した。「そら5連敗って聞いとったからな。だから、な。今回止めよかっていう話を」。ペナントレースさながらの本気度で、一気に心を1つにした。

効果はすぐさま表れた。2回に10安打3本塁打、球宴史上初の1イニング9得点。「いやいや、予想以上どころちゃうよ」。笑みは止まらなかった。巨人丸が右翼へ2ランを放つと、最前列で「丸ポーズ」を作ってお出迎え。「あれは、丸せえ言うてたから」。広島新井監督とDeNA三浦監督に促されながら、エンターテイナーぶりを見せた。

9回1死一塁、DeNAオースティンに送った代打は広島床田。現在リーグトップ9勝の左腕を打席に送ると、日本ハム田中正から右前打をマークした。「最後チャンスがあればということで、新井監督からの推薦で」。全パのスタメンにあった「2番DH 山崎」の文字を見て浮かんだ名采配。「競ったゲームではいかれへんよ。こんなゲーム展開になったからなあ」。爆発した打線が、ファンを喜ばせるシーンを作った。

21年の2戦目から続いていた全セの連敗を5でストップ。指揮官自身も収穫があった様子? 試合前、打撃ケージ横でDeNA牧と談笑。聞いていたのは中大の後輩にあたる、阪神森下のことだった。「そや。どんなんやった?って。大学の時のこと分かれへんから。あんまり、ええ返事はなかったな」。冗談まじりにニヤリ。第2戦も楽しく、楽しませる時間を過ごす。【磯綾乃】

【オールスター】全セが17安打4本塁打11得点で快勝 2回に打線爆発一挙9点/詳細