【オールスター】ソフトバンク近藤健介が敢闘選手賞 単打も長打も本塁打も存分に披露

全セ対全パ 全パ近藤(右)はファンの声援に応える(撮影・鈴木みどり)

<マイナビオールスターゲーム2024:全セ10-16全パ>◇第2戦◇24日◇神宮

歴史的猛打で神宮を熱く、暑く、盛り上げた。全パのソフトバンク近藤健介外野手(30)が、主役だった。「マイナビオールスターゲーム2024」の第2戦で、歴代最多タイの1試合5安打をマーク。全パのオールスター史上最多を更新する28安打16得点のめった打ちをけん引した。試合前のホームランダービー優勝に続き、MVPこそ逃したが敢闘選手賞を受賞した。単打も長打も本塁打も存分に披露し、超一流の力をプロ野球ファンに届けた。

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パ・リーグが打って、打って、打ちまくった。セ本拠地の神宮で、歴代最多記録を塗り替える28安打16得点。お祭り舞台は、歓声が静まる暇もなかった。

打線の中心にいたのは3番近藤だった。試合前のホームランダービーを制し、勢いそのままに4打席連続安打。二塁打2本に単打2本で打棒は止まらない。7回の併殺打を挟み、8回の第6打席では歴代最多タイの1試合5安打目となる右前打で、歴史に名を刻んだ。「選球眼の鬼」として知られる近藤だが、四球での出塁は1つもなし。快音を残してベース上に残った。

昨季は本塁打と打点でリーグ2冠を獲得した。今季も一時はリーグ3冠も射程に入るほど絶好調だった。球界を代表する「安打製造機」かつ「スラッガー」でもあるが、この日は試合前にDeNAオースティンと野球談義。「少しお話ができて、それを参考に打つことができました」。主にタイミングの取り方やバット軌道、インパクト時の意識を吸収した。「打撃練習でも最初は軽く打っていたので、その意味だったり。いろいろ聞きながら自分に取り入れていこうかなと思います」。成長を止めない姿勢が、猛打の秘訣だった。

前日23日の第1戦では、セ打線に17安打11得点を許して敗れた。「今日は一丸となって野手陣が点を取ってね。ピッチャー陣も頑張ってくれる。点を取りまくりたい」。近藤の言葉通りに、一夜明けて今度はパ打線が倍返し。歴史的猛打で締めくくった今年のオールスター。近藤が記録にも記憶にも残る打撃で、ファンを熱狂させた。【只松憲】

▽ソフトバンク松本裕(球宴初登板で1回無失点)「0点で終わったことがなによりです。今井投手に気になっていたスライダーのことを聞けたので良かったです」

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