<ソフトバンク5-1オリックス>◇26日◇みずほペイペイドーム
「どすこ~い」で後半戦開幕! ソフトバンク山川穂高内野手(32)が、球宴明けの初打席でド派手なアーチを描き、快勝発進を導いた。0-0の1回2死一塁。沖縄同郷のオリックス先発宮城から、今季3発目のアーチを弾丸ライナーで左翼ホームランテラスへ運んだ。本拠地で放った70日ぶりの本塁打が会心の決勝弾。小久保ホークスに、最短28日にも優勝マジックナンバー「43」が点灯する。
◇ ◇ ◇
「スーパーピッチャーでしょ」。沖縄同郷の宮城をそう表現していた山川が、スーパーアーチを描いた。0-0の1回2死一塁の場面で、内角に食い込む直球に腕をたたみながら強振。超低弾道のライナーを左翼ホームランテラスにたたき込んだ。打球角度は19度。球団関係者によると、NPB本塁打の平均角度は20度後半で「あの角度のホームランはあまり見たことがない」と目を丸くした。鷹の4番が後半戦初打席で衝撃アーチだ。
先制&決勝の15号2ラン。16日ぶりの1発は、みずほペイペイドームでは5月17日の西武戦以来、70日ぶりの快感だった。「うまく打てたっていうところですね。入るとは思わなかった。(弾丸ライナーは)結果的にそうなっただけ。ホームランになれば何でもいいです」。気分よくダイヤモンドを一周すると、「鷹祭 SUMMER BOOST」による特別ユニホームで真っ黄色に染まったスタンドとともに「どすこ~い!」と叫んだ。
宮城からは今季3本目の好相性。3月29日の京セラドーム大阪での開幕戦でも決勝ソロを放っている。「本当に本当にたまたまですよ」。本人は謙遜しながら、報道陣に珍要求。「みなさん打席に立って欲しいぐらいです。やばいんで。ほんと。とんでもない球がきますから」。ドジャース山本由伸、メッツ千賀滉大、令和の怪物・ロッテ佐々木朗希らに匹敵する「そのクラス」と表現。実力を知るからこそ、決勝アーチは格別なものになった。
その後の正木の2年ぶり2ランも呼び、初回で4得点。小久保監督は「宮城が相手だったので、あれで今日の試合は有利に運べた。2ラン2本。なかなか宮城からそういうイニングはない」とうなずいた。2位に10ゲーム差をつけて首位を快走。早ければ28日にも優勝マジック「43」が点灯する。小久保ホークスのカウントダウンが近づいている。【只松憲】
◆ソフトバンクの最短M点灯は28日 条件は27、28日にソフトバンク○○のケースは、ロッテが○●か○△か△△、日本ハムが●●か●△。ソフトバンクが○△か△△のケースは、ロッテが○●、日本ハムが●●。いずれのケースもM43が出る。