<ロッテ4-1西武>◇1日◇ZOZOマリン
ロッテ佐々木朗希投手(22)が帰ってきた。6月8日広島戦(マツダスタジアム)以来、54日ぶりの先発で5回72球を投げ3安打1失点に抑えた。今季6勝目に「野手に助けてもらいながらになりましたけど、何とか勝った状態で次につなげてよかった」と安堵(あんど)の表情を見せた。
ZOZOマリンのマウンドとなると5月24日以来だ。「ろうき!ろうき!」。ファンの声援が球場に響いた。初回に2死二塁から西武山村に右前打を浴びたが、右翼・藤原の好返球で本塁をアウトにし、先制を防いだ。5回2死二塁では鈴木への6球目でこの日最速の160キロを計測。だが直後に中前適時打を浴びた。それでも、後続を二飛に抑え追加点を許さなかった。「ブルペンからあまりつかみきれない感じで、その中で出てしまって。自分の中でこうしたらいいかなとか考えながらやっていて。真っすぐだけですけど、最後良くなったのは良かった」。本調子ではなく、課題も見つかった復帰登板を振り返った。
右上肢のコンディション不良で約2週間はノースローで約1カ月半、戦列から離れた。「結果としては離脱してしまって、プロとしては良くなかったと思うんですけど、できることはやっていた。その中で起こってしまったことだった。これから野球人生長いと思うので、そこにつなげることだけ。あとは復帰してから離脱前より良いピッチングをすることだけ考えてやってました」。復帰を見据えてリハビリに励んだが、地に足をつけた。「試合で投げ続けたいなとはもちろん思ってたので、それができなかった悔しさもあったんですけど、変な意味で焦らず、向き合いながらやりました」と振り返った。
首位ソフトバンクを追う状況で帰ってきたことは大きい。「残りの登板数は限られていると思うので、その試合でしっかり毎試合貢献できるよう頑張りたい」と力を込めた。【星夏穂】
▼吉井監督(復帰登板の佐々木について)「ライブBP1回投げてそのままいったので、その割にはよかったかな。リカバリーがうまくいけば、そのままローテーションに入ってもらいたい」
◆ロッテが開幕から西武戦に14連勝。同一カードで開幕から14連勝は、65年中日のサンケイ戦13連勝を抜くプロ野球新記録。開幕からの条件を外した同一カードの連勝記録は55年中日の大洋戦19連勝で、14連勝以上は03年阪神の横浜戦16連勝以来12度目。