【楽天】ルーキー中島大輔プロ初本塁打が決勝2ラン「今井投手から打てるなんて」なかしまです!

西武対楽天 5回表楽天1死一塁、右越え2点本塁打を放った中島はチームメートから手荒い祝福を受ける(撮影・宮地輝)

<西武2-3楽天>◇2日◇ベルーナドーム

楽天のルーキー中島大輔外野手(23)が、プロ初本塁打となる決勝2ランを放った。

1点を追う5回1死一塁で迎えた第3打席。今季、楽天相手に4勝1敗、防御率1・85を誇る西武今井に対しても、ひるまなかった。高めに浮いた初球スライダーをかっ飛ばし右翼席へ。「打ちたいとは思っていたけど、もう少し(時間が)かかると思っていた。ましてや今井投手から打てるなんて」と、打った本人もびっくりの1発だった。

龍谷大平安(京都)から青学大をへて、23年ドラフト6位で楽天に入団した。青学大、大学日本代表で主将を務めたキャプテンシーに加え、一番の売りは50メートル5秒9の俊足だ。ただ、それだけでは通用しないとも自覚している。「もっと、もっと力強さが足りないからほしい」と貪欲で、食べる量もトレーニング量も増やした。今では体重が入団時から3キロ増の81キロとなり、地道な努力が実を結んだ。それでも「やっぱライトにしか(打球が)入らないので、センター、レフトに入って初めてパワーがついたとかになるのかなと思っています」と、逆方向へ放り込むまでは満足しない。

名字の読み方は「なかじま」ではなく「なかしま」。これまでよく間違われたというが、決勝弾は、その名を広める呼び水となりそうだ。【平山連】

◆中島大輔(なかしま・だいすけ)2001年(平13)6月4日生まれ、和歌山県日高郡日高川町出身。龍谷大平安で3年春のセンバツに出場し、8強進出。青学大では4年春秋にリーグ連覇。同年の大学選手権も優勝。23年ドラフト6位で楽天入団。7月2日オリックス戦で1軍デビューし、初打席初安打。今季推定年俸700万円。180センチ、78キロ。右投げ左打ち。

▽楽天今江監督(決勝弾のルーキー中島に)「結構予想外でびっくりしました。好投手に対しても引くことなく打っていけるのは、彼の持ち味。最高の結果になった」

▽楽天内(5回2失点で5勝目)「勝ちがつくと気持ち的にも楽になる。5回で降りちゃったので、次はもっと長いイニングを投げられるように頑張ります」