【DeNA】救世主オースティン2発「正直あの一振りは今年一番」自画自賛134m特大弾

DeNA対阪神 お立ち台で笑顔を見せるDeNAの、左からオースティン、佐野、山崎(撮影・足立雅史)

<DeNA10-4阪神>◇3日◇横浜

DeNAタイラー・オースティン内野手(32)が救世主になった。

1回に本拠地初先発の2年目右腕・吉野が2本塁打を浴びて3失点。泥沼の10連敗がチラつく重たいムードを一掃した。1回1死一、二塁、阪神大竹の初球カーブを左中間席に運んだ。感情を爆発させる16号3ラン。「彼は素晴らしいピッチャーなので、そんなにチャンスはないと思いましたが、反応ができたのでしっかり打てました」と試合を振り出しに戻した。

さらに1点を勝ち越されてからの6回先頭、左翼席最上段に飛距離134メートルの特大の同点ソロ。「正直あの一振りは今年一番良かったひと振りです。タイミングもかみ合って良い打球が飛んだと思っています」と自画自賛の1発だった。

球宴で右のあご付近に打球を受け、脳振とう特例で抹消。口内は出血し、痛みのあまり食事は口の左側に寄せてかんだ。1軍の戦いぶりはテレビやスマホでチェックしていたが、自身不在の間は6戦全敗。「自分がいないというのは歯がゆい思いで見てました」。後半戦は7試合連続3得点以下と打線は湿っていたが1人で“3点の壁”を突破する4打点で勝利に導いた。

大型連敗に沈むチームを鼓舞した4番は「優勝するために必要なピースは全てそろっていると思います。あとはそこがうまくかみ合うか。球場に来て、お互いのことを信じて、しっかり練習して、フィールド上では全力を出す。そういうことの積み重ねの先に、勝利、優勝があるんじゃないかと思っています」と力を込めた。負ければ10連敗で広島の結果次第で自力Vが消滅する可能性のある重要な一戦で、優勝に必要不可欠な頼れる助っ人が貫禄の活躍ぶりを見せた。

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