<DeNA0-4阪神>◇4日◇横浜
好調打線の中、阪神近本光司外野手(29)も波に乗っている。今季4度目の猛打賞で、新人年から6年連続の100安打を達成した。序盤から2安打を放ち、今季99安打で迎えた6回2死二塁。左腕坂本の変化球を引っ張り込み、右前に運んだ。
節目の安打については「シーズン中は特に意識はしない」。それでも「どの時期に100安打を打っているかは、ある程度、覚えているうちは覚えている。(今季は)遅いなというのは感じてますね」と率直な感想を話した。
新人年から6年連続100安打は、球団では吉田義男(53~60年の8年連続)以来。後藤次男(48~52年の5年連続)を抜き、球団単独2位の記録となった。「そうなんですか」と驚きながらも「来年も打てるように頑張りたいです」。さらに通算安打数も873に到達。プロ入り6年目以内の記録ではオリックス谷佳知に並び、NPB歴代5位タイとなった。
試合開始直後の1打席目には二遊間へのゴロで快足を飛ばして内野安打。後半戦が開幕してからの9試合中、7試合で第1打席から出塁を果たしている。佐藤輝や森下らを筆頭に好調の虎打線。負けず劣らず、近本からも快音が消えない。【波部俊之介】
▼近本がプロ入りから6年連続で年間100安打に到達した。阪神では吉田義男の8年に次ぎ2人目。プロ野球最長は張本勲(東映・日拓・日本ハム-巨人)の20年。
▼これで新人年から6年間の累積安打数が873となり、プロ野球5位の谷佳知(オリックス)と並んだ。近本はプロ入り3年目から5年目までの通算安打数でもプロ野球最多を続けており、今季の残り試合で54安打すれば6年間最多の長嶋茂雄(巨人)926安打を超えて「4連覇」となる。