【阪神】逆転Vの救世主になる!高橋遥人3年ぶり1軍合流1009日ぶり登板へ

阪神対広島 京セラドームのマウンドを確認する阪神高橋、右は大竹(撮影・和賀正仁)

虎の救世主になる! あす11日の広島戦(京セラドーム)に先発予定の阪神高橋遥人投手(28)が9日、3年ぶりに1軍に合流した。

京セラドーム大阪での試合前練習に姿を見せると、マウンドの感触をチェック。先発陣から拍手で歓迎され、キャッチボールやダッシュなどで調整した。チームはこの日、首位広島に完敗。再び3ゲーム差に広げられた。最短で登板日の11日にも自力Vが消滅する大ピンチ。帰ってきた快速左腕にかかる期待は大きい。

1軍登板は21年11月6日のCSファーストステージ巨人戦(甲子園)以来、1009日ぶり。チケットは前売りで完売しており、熱烈な虎党の大声援を受けての復帰戦になることは間違いない。前日8日には鳴尾浜球場のブルペンで約40球の投球練習。「別にめちゃくちゃ良いってわけでもないし普通です」と冷静に分析するなど慢心はない。

21年11月に左肘のクリーニング手術。22年4月にはトミー・ジョン手術、23年6月には「左尺骨短縮術」および「左肩関節鏡視下クリーニング術」と立て続けにメスを入れた。昨年11月に育成契約を結んだが、球団は背番号29を空けて待っていた。地道なリハビリを経て今年7月20日に支配下復帰。感謝をマウンドで体現する時がきた。

レギュラーシーズンで勝利すれば、21年10月21日の中日戦(甲子園)以来、1025日ぶり。支配下復帰後初登板した7月31日のウエスタン・リーグ中日戦(バンテリンドーム)は、7回無失点と快投した。良い感覚をキープして中10日。1軍は9連戦中で「7人目の先発」が必要となってチャンスが巡ってきた。結果を残せば、中10日など慎重に登板間隔を空けつつ、先発の一角を担う可能性も出てくる。逆転でのリーグ連覇に、この男の逆襲は欠かせない。【中野椋】