<DeNA14-4ヤクルト>◇10日◇横浜
まさに“ケチャドバ”だった。DeNA打線がどう猛に襲いかかった。1回1死満塁、約2カ月ぶりに6番に座った牧が燃えた。ヤクルト高橋から強烈な打球をはじき返し、左翼サンタナのグラブをはじく2点適時打。「チャンスの場面でランナーをかえすことができてうれしいです」と期待に応えた。
2回には前の打者の宮崎が申告敬遠されて2死満塁。再び燃えた。「絶対打ってやるという気持ちになりました」と左翼線への2点適時二塁打。主将が序盤に4打点を挙げて、打点ランキングも3位に浮上した。
試合前時点で得点圏打率は1割台。直近3試合は2番→5番→6番と打順も変わるが「今年はなかなかうまくいってない。必死で準備しながらやっていくしかない」とこの日は早出ロングティーを敢行。汗だくでもがき続けてきた。
ナインも続いた。梶原が5安打、佐野が3打席連続適時打、オースティンが18号2ラン、2年目の松尾がプロ初打点含む3安打と猛攻。後半戦に入ってからは7試合連続3得点以下で9連敗と得点力不足に苦しんでいたが、出るときはドバッと出る、まるでケチャップのように、ともに今季最多19安打14得点。1カ月ぶりの3連勝から勢いを増していく。【小早川宗一郎】