<日本ハム5-1西武>◇12日◇エスコンフィールド
“シックスセンス”のお目覚めだ。フランミル・レイエス外野手(29)が、朝起きたときから何となく予感していた2戦連発で、来日1年目にして2ケタ10号に到達した。
2回2死で右越えに先制ソロ。4回1死一塁で左翼線へ適時二塁打を放ち、出場3戦連続の複数打点を挙げ、2カード連続3連勝と2年ぶり6連勝に貢献した。チームは18年9月17日以来2156日ぶりに貯金を11とし、6月24日以来の2位に浮上した。
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レイエスの第六感が目覚めた。まずは2回だ。西武高橋の初球、変化球を右翼ブルペンまで運んだ。「朝起きた時に非常に心地いい感じで起きることができました。『今日はやってやるぞ』と試合を楽しみに球場にやってきました」。先制の10号ソロに続き、4回には左方向へ適時二塁打を放ち、チームを勢いづけた。
前日11日は、武内の直球をバックスクリーンへ運んだ。これは新庄監督の第六感に働きかけられた1発だった。指揮官は試合後「右斜め上42度くらいにバックスクリーン(への本塁打が)が出てきて。そうしたらパーンって行ったから。ちょっと寒気がしました」と話した。天才的なひらめきを擁する指揮官がズバリ当てた9号に続く10号は、レイエスの枕元に現れた“本塁打神”が授けた、1発となった。
2月の沖縄名護キャンプから、メジャー108発のスラッガーの脳に、心地よさを感じさせる“何か”があった。「沖縄に着いたときから思っていた。雰囲気もいいし個人的なチームとの相性もとてもいいと思った」。6カ月前の時点で直観的に、このチームで結果を出せる確信があった。
他にも意外な“予知能力”を発揮し始めている。前日から試合前にバナナを食べるパフォーマンスを披露し、この日はバナナをたくさん食べて本塁打を量産した元日本ハムのセギノール氏がファーストピッチに登場。レイエスが「川崎宗則選手がメジャーにいる時にバナナについて通訳なしで受けるインタビューがアメリカで有名で。それを思い出した」ときっかけを話した翌日、偶然にも違う「バナナ男」が来た。そんなバナナ…ことを先読み? できる大砲がいるからこそ、11差離れた首位の座を、じわじわたぐり寄せられるかも、知れない。【永野高輔】
▽日本ハム野村(7回に犠飛)「(11日にバースデーの松本)剛さん、お誕生日おめでとうございました!!」