【DeNA】東克樹「僕の中ではNO・1の左腕」同学年ライバルの復帰に刺激、8回無失点の快投

広島対DeNA 鈴木尚典コーチと握手する東(右)(撮影・加藤孝規)

<広島0-6DeNA>◇13日◇マツダスタジアム

DeNA東克樹投手(28)が同学年左腕の復活を刺激に、8回無失点の快投を見せた。試合後、取材中に自ら切り出した。

「僕の中で今日頑張れた1つの要因としては、(阪神)高橋遥人が復帰して、いい投球をしてたので僕も負けないようにと思ってました」

11日の広島戦、1009日ぶりに1軍登板した阪神高橋遥人投手(28)のことだ。同じ95年生まれでセ・リーグを代表する左腕。ともに左肘のトミー・ジョン手術も経験し、自然とつながりができた。東は言う。「僕の中ではやっぱりNO・1の左腕だと思ってるので。やっぱり負けたくないというか、勝手にライバル心を抱いてます」と復帰戦での白星、投球している姿に刺激された。

復帰登板に際してはLINEで久しぶりに連絡。「復帰するにあたって連絡もしました。『すごいピッチャーから連絡来た』みたいに言ってました」と照れ笑いを浮かべながらも、ライバルと投げ合う日を心待ちにした。

高橋の存在に心を突き動かされるように、昨季最多勝の貫禄を見せる投球だった。6回1死まで完全投球。「三振を取るピッチャーじゃないですし、前に飛ばすピッチャーなのでいずれは打たれると思ってました」と、石原に右前打を打たれてからも動じなかった。今季初の中5日で112球を投げて、8回3安打無失点。直近19イニング連続無失点を継続したまま、約1カ月ぶりとなる9勝目を手にした。

試合前まで今季被打率7割6厘と天敵だった小園には3打席全球直球勝負で、いずれも左飛に仕留めた。「今日はなぜか序盤から出力が出てたので、逆に怖かったというか、肩肘が飛ぶんじゃないかという不安の方があったんですけど、結果的にはストレートでしっかり押して投球することができたので良かったと思います」とうなずいた。背番号11の貫禄の投球で、チームのマツダスタジアムでの連敗を4で食い止めた。【小早川宗一郎】

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