【阪神】なぜ?三塁通り越して戻れずアウト…島田海吏の「オーバースライド」 記録は「二塁打」

阪神対ヤクルト 2回裏阪神無死一塁、島田は右越えに適時二塁打を放ち三塁を狙うも、オーバーランしアウトになる。野手村上(撮影・藤尾明華)

<阪神-ヤクルト>◇22日◇京セラドーム大阪

阪神島田海吏外野手(28)が2回無死一塁から、右翼線に先制の一打を放った。

島田は俊足を飛ばして、一気に三塁へ。村上宗隆(24)のタッチより早く三塁にスライディングしたが勢い余って塁をオーバー。すぐさま頭から戻ろうとしたがタッチアウトに。

記録は「二塁打」となった。

公認野球規則には「長打を放った打者が、二塁または三塁を得ようとしてスライディングを試みたとき

には、進んだ最後の塁を確保して、初めて二塁打または三塁打と記録する。打者走者がオーバースライドして塁に戻る前に触球アウトになった場合には、打者走者が安全に確保した塁と同数の塁打を与える。すなわち(中略)三塁をオーバースライドして触球アウトになれば二塁打と記録する」とある。今回の島田はこれに当たる。

ただし、そのあとに【原注】として「打者走者が二塁あるいは三塁をオーバーランして、その塁に戻ろうとして触球アウトになった場合には、打者走者が最後に触れた塁によって、その塁打を決定する。(中略)打者走者が三塁を踏んで通過し、引き返そうとして触球アウトになったときには、三塁打が与えられる」とある。

簡単に言えばオーバーランなら三塁打、オーバースライドなら二塁打になる。

 

塁の「確保」とはある程度の余裕を持って、その塁に1度到達していることが条件。さらに次の塁を狙う判断を途中でやめて、帰塁を試みる行為が「オーバーラン」となる。

それに対して「オーバースライド」はあくまで、当該の塁を奪いにいく中の流れと見なされるため、島田のようにたとえ1度はタイミング的には間に合っていても、三塁は「確保」できていないと見なされる。

【動画】なぜ?三塁を通り越して戻れずアウト…記録は「二塁打」阪神島田海吏オーバースライド

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