<西武1-2楽天>◇23日◇ベルーナドーム
楽天の辰己涼介外野手(27)が、攻撃のけん引役を果たし4連勝に導いた。
先制ソロを含む4打数2安打1本塁打1打点。ともに西武先発の松本の初球を捉えた。初回2死から真ん中寄り150キロの直球を完璧に合わせ、バックスクリーン右に運ぶ5号ソロ。「第六感がここで降ってきたっす。基本的に1打席目の初球振らないんですけど、勝手に体が動いた」と本能に従った。
3回2死一塁の第2打席でも直感がさえ渡る。「ちょっと崩されたんですけど、狙い球やったんで」と今度は115キロのカーブを右前へ飛ばしチャンスを広げた。21日のソフトバンク戦に続く2試合連続のマルチ安打をマーク。存在感が光った。
好結果の裏に休日の過ごし方があった。22日にベルーナドームで行われた西武-オリックス戦を家族でバックネット裏で観戦。「選手がどういう感じに見られているのかとか。俯瞰(ふかん)的な感じで見られて楽しかった」と試合に臨むイメージを膨らませると、初回に7月28日のロッテ戦以来となるアーチを描いた。「昨日は休日返上でベルーナドームの勉強をしたかいがありました」と予習? の成果を実感。チームに貴重な貯金1をもたらし、2ゲーム差で3位ロッテを追走する。【平山連】