<広島2-1阪神>◇24日◇マツダスタジアム
7戦連続4番の広島末包昇大外野手(28)が決勝打を放ち、チームを勝利に導いた。
両軍無得点の3回2死二、三塁。阪神門別の高め真っすぐを右中間にはじき返した。1回は門別のスライダーに空振り三振を喫し、この打席も直前に空を切っていた。「スライダーを空振りしたので、逆方向にヒットを打とうかなと思った。準備はできていた」。前日の7回に同じ左腕の高橋から右前打した打撃のイメージもあり、浮いた球に反応できた。長打を捨てたコンタクト重視の打撃で、長打にするパワーを見せつけた。
20日巨人戦以来の勝利打点で、自己最多のシーズン28打点とした。「自分は出場試合も少ないので、出た試合でしっかり結果を残すだけ。打点や本塁打はチームで一番を目指しているので、どんどん打ちたい」。17日ヤクルト戦から4番起用され、7試合で無安打は1試合のみと首脳陣の期待に応えている。
チームも8月は連敗なし。2位巨人とのゲーム差2を維持し、3位阪神とのゲーム差を再び5に広げた。最短で27日にマジックナンバー26がともる。新井監督は「この1勝というのは、ちょっと大きな1勝かなと思います。また、この1勝を明日につなげていきたい」とうなずいた。【前原淳】
▼広島は最短で27日にマジック26が点灯する。条件は25、27日に広島○○で、巨人●●。巨人が28日以降の残り27試合に全勝しても、最終成績は86勝51敗6分けで勝率6割2分8厘。広島は巨人との残り6試合に全敗しても、他球団との26試合に全勝すれば87勝51敗5分けで6割3分となり、巨人を上回るため。
▽広島秋山(3戦ぶり先発復帰で2安打)「2日空けてもらって、ちょっと緊張もあった。こういう試合できっかけをつくれたのは良かったし、ホッとしているところもある」