【日本ハム】「抑え」柳川大晟7Sで初エスコンお立ち台「正義さんが帰ってきても刺激し合って」

日本ハム対ソフトバンク 試合終了後、笑顔でナインとハイタッチをする日本ハム柳川(中央)(撮影・佐藤翔太)

<日本ハム5-3ソフトバンク>◇25日◇エスコンフィールド

1点差の6回から継投に入った日本ハムが、救援陣による無失点リレーでつなぎソフトバンクに連勝した。抑えの柳川大晟投手(21)は、9回を3者凡退で仕留めて7セーブ目。初めて本拠地エスコンフィールドのお立ち台に上がった。チームは18年8月8日以来の貯金「13」。首位ソフトバンクとのゲーム差は、6月22日以来の1桁となる9・5となった。

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表情ひとつ変えずに7セーブ目を挙げた柳川が、初めての本拠地お立ち台で初々しい姿を見せた。21歳とは思えない自信に満ちたマウンドさばきを問われ「…いや、でもいつか打たれると思うんで」。試合とのギャップに、スタンドからは笑いが起こった。ベンチ裏に引き上げると「めっちゃ緊張したっす」。強力打線を相手に仁王立ちした若き守護神は、穏やかな好青年に戻っていた。

先発の伊藤が5回で降板。6回から生田目、宮西、池田とバトンがつながった。「先輩たちが0点でつないでくれたので、先頭だけ集中して」。柳町には2ボールとカウントを悪くしたが、上川畑の好捕もあって二ゴロでしのいだ。「ボールが先行したんですけど、しっかり(アウトが)取れたので流れよくいけた」。続く甲斐は、縦に落ちるカットボールで空振り三振。「空振りが欲しい時は、なるべく曲がりを小さくして、ストレートの軌道に合わせるようにしています」と、投球術が光った。

首位ソフトバンクからは初セーブ。大分出身で、今宮に憧れて野球を始めた。「ずっと見ていた人が結構いる。応援とか行ってたんで。ホークスには負けたくないです」。カード勝ち越しを決め、2カ月ぶりにゲーム差を1桁となる9・5に縮めた。シーズン終盤、ポストシーズンを見据えても、価値ある勝利となった。

16セーブを挙げている田中正は、勝負どころでの復帰を目指して2軍調整中。柳川は「任せられている以上はしっかり期待に応えて、正義さんが帰ってきても、競い合ってというか、刺激し合っていけたらいいなと思います」。今季の快進撃を支えてきたブルペン陣は、さらに厚みが増している。【本間翼】

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