【ソフトバンク】まさかの自滅…津森宥紀が3者連続押し出し四死球 小久保監督は2軍再調整決断

ソフトバンク対オリックス 7回表オリックス2死満塁、太田に勝ち越しとなる押し出し四球を与え、悔しそうな表情を見せる津森(撮影・岩下翔太)

<ソフトバンク1-4オリックス>◇28日◇長崎

首位独走のソフトバンクがまさかの自滅で逆転負けを喫した。1点リードの7回2死満塁で先発大関を救援した津森宥紀投手(26)が3者連続押し出し四死球。小久保裕紀監督(52)は「ちょっと2軍に行ってもらいます」と再調整を決断した。3カードぶりの勝ち越しならなかったが、2位日本ハムも敗れ、優勝マジックは1つ減って19に。4年ぶりのパ・リーグ制覇へ、鷹は負けても前進する。

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まさかの自滅による逆転負けに、小久保監督はやや呆れ気味だった。報道陣に囲まれ、きっぱり言った。

小久保監督 ストライク入らんかったんで。もう、ちょっと2軍に行ってもらいます。

1点リードの7回だった。2死満塁で球数111球に達した先発大関から2番手津森にスイッチ。だが、その継投策が大誤算になった。福田に押し出し四球を与えて同点に。続く太田にも押し出し四球で逆転を許した。さらに4番森の背中を直撃する押し出し死球。大乱調の3者連続の押し出しで一気に流れを手放した。小久保監督は「あれじゃあ士気も下がるし。ちょっと大事なところで出せない」と厳しく指摘した。

ブルペン陣を支えてきた。今季はここまでチーム2位の44試合に登板。4勝2敗、防御率1・88の安定感を誇り、この日も1点リードの大ピンチを託された。

小久保監督は「点数の入ったビハインドで投げるピッチャーじゃないので。1回ファーム行ってまた大事なところで出せるようなピッチャーで戻ってきてもらいたい」と優勝目前での1軍復帰に期待を込めた。背信投球となった右腕も「結果が出なかったので」と受け止め「いつも通りのピッチングができるようにしたい」と巻き返しを誓った。

台風10号の接近に伴い、時折降雨と強風が吹き荒れる中のゲームだったが、年1回の長崎開催で鷹党の期待に応えられなかった。恒例の「ファイト! 九州デー」はこの日が今季最終戦で2勝2敗1分けで終えた。

それでも2位日本ハムも敗れ、優勝マジックは1つ減っていよいよ10台の19とした。4年ぶりのリーグVへ負けても1歩前進。小久保ホークスが手綱を締めて突き進む。【佐藤究】

▼大関(1点リードの7回に2死満塁で降板し敗戦投手に)「交代はそこまで信頼されていないということ。任せてもらえるような投手にすぐにでもなりたい。メンタル的には落ち着いて投げていた。7回もしっかり投げ切って、チームを勝利に導けるような投手に成長したい」

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