福岡大が開幕2連勝 2年生左腕の新戦力コンビ楠井悠太、久我遥希が初登板で逆転勝ち導く快投

九大対福岡大 2番手でピンチをしのいだ福岡大・久我遥希投手(撮影・菊川光一)

<九州6大学野球秋季リーグ:福岡大6-3九大>◇2日◇第1週第1日◇北九州市民

3季連続Vを狙う福岡大が九大に6-3で逆転勝ちし、開幕2連勝を飾った。救援で公式戦初登板の2年生左腕2人が無失点リレーを決め、白星を呼び込んだ。2回のピンチを最速140キロの2番手、久我遥希投手(福岡大若葉)が無失点で断つと、最速139キロの3番手、楠井悠太投手(下関商)が7回4安打0封で公式戦初勝利と、新戦力が躍動した。九国大は10-9で北九大を振り切りタイに、西南大は11-0で久留米大に連勝した。

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福岡大の新戦力コンビが逆転勝ちを引き寄せた。楠井は2点ビハインドの3回から3番手で登板。「準備はしっかりできていた。テンポよく打たせられた」。公式戦デビューだったが、7イニングを4安打無失点にまとめで初勝利を決めた。キレのある直球を中心に6三振を奪い、決め球の横スライダーで3回と6回の2度、ピンチを併殺でしのぐなど、100キロ台カーブも駆使して翻弄(ほんろう)。四球も1の安定感でゲームを作り直し、7回に4得点を奪う逆転劇につなげた。

流れを変えたのは同じく公式戦デビューの久我だった。先発が3失点した直後の2回途中から2番手で登板。ボークで無死三塁のピンチを招いたが「気持ちを切らさずゾーンに投げた結果、アウトにできてよかった」という力投で1イニングを0封。堀壮太監督(42)が「よく流れを変えてくれた」とたたえる快投だった。

指揮官は楠井についても「1年からいいものがあった。先発能力はある」と高評価。久我も1イニングを基本とするピンチでの救援でオープン戦から結果を残してきた。3季連続優勝へ、若い力の台頭は大きな収穫だ。【菊川光一】

◆楠井悠太(くすい・ゆうた)2005年(平17)3月10日、山口県下関市生まれ。野球は山の田小3年から川中スポーツ少年団で始め、山の田中では学校の野球部に所属。エースだった下関商3年夏は左ひじのけがで登板なく初戦敗退。福岡大では1年秋からベンチ入り。憧れはカブス今永昇太投手。170センチ、77キロ。左投げ左打ち。