【DeNA】大逆転優勝へ、望みつなぐ5連勝 初回5得点、最終回は筒香、桑原らベンチで仁王立ち

DeNA対広島 1回裏DeNA無死二塁、適時打を放った佐野(撮影・江口和貴)

<DeNA6-1広島>◇4日◇横浜スタジアム

団結したDeNAの勢いが止まらない。1回に蝦名達夫外野手(26)が左翼線への先制適時二塁打を放つと、1死一、二塁からは宮崎敏郎内野手(35)が左翼席中段へ運ぶ11号3ラン。一挙5点の猛攻で、台風での4試合中止を挟んで5連勝を収めた。1日の全体練習日には筒香嘉智外野手(32)がミーティングを開いてナインに言葉を伝え、首位広島から2連勝で5ゲーム差。大逆転優勝へ望みをつなぐ。

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DeNAがつながった。打線は序盤から泥くさく、つないだ。1回、先頭梶原が左前打で出塁すると、蝦名が「バットに当てれば、ことが起こるかなと」と低めボール球に膝をつきながら食らいついて左翼線への適時二塁打。打者2人で先制に成功した。続く佐野も適時打を放ち、1死一、二塁からは宮崎が左翼席中段へ3ラン。一挙5得点で主導権を握った。

ベンチメンバーもつながった。伊勢が9回を締めて試合終了。ベンチから選手が跳びはねて喜ぶ。さらに右翼奥のブルペンからも、元気印の森唯を筆頭に、控え投手陣がダッシュで飛び出してきた。ブルペン陣がベンチ前で“勝利のハイタッチ”に参加するのは3日の同戦から。最古参の山崎も「初めてでした。チームみんなで喜ぼうと」と輪に加わった。勢ぞろいで勝利の喜びを共有し、スタンドのファンへ感謝した。

それだけではない。5点リードの9回、筒香、桑原らがベンチで座らずに仁王立ちでパワーを送った。桑原は「いつもそうですけど、ベンチの僕らも一緒に戦ってるんだという気持ちでした」とグラウンドとつながり、全員で勝利をつかんだ。

台風の影響で4試合が中止。全体練習日の1日、筒香がDOCKでチーム全体の前に立った。「アメリカではもう1段階ギアが上がる時期。例え話ですけど、そういう話もさせてもらいました」と自身の経験も踏まえてミーティングを開いた。広島、巨人、阪神と優勝を目指す上で負けられない上位との対戦を迎える前のタイミング。球宴休みでは同期間を挟んで今季最長の9連敗を喫した。同じ轍(てつ)は踏まないためにも、同じ方向を向いてつながった。

投打がかみあい今季2度目の5連勝。希望の光が見える。「もう勝っていくしかない。目の前の試合を全力で勝っていくだけです」と三浦監督。思いは1つ。つながり合ったDeNAが、勢いを加速させていく。【小早川宗一郎】

▽DeNA宮崎(11号3ランなど猛打賞で8年連続100安打達成)「毎日試合に出してもらっているので、その結果がこうなって良かったです」

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