<ウエスタン・リーグ:ソフトバンク4-0オリックス>◇5日◇タマスタ筑後
1軍復帰OKアピールだ。ファーム調整中のソフトバンク中村晃外野手(34)が実戦復帰した。ウエスタン・リーグのオリックス戦(タマスタ筑後)に「2番一塁」で先発出場。3-0の5回2死二塁から復活を印象づける中前打をマークした。「そんなに違和感なく入れたと思う」。フルカウントからの6球目。オリックス権田の内角チェンジアップを仕留めた。直後に代走を告げられ、3打数1安打でベンチへ下がった。
アクシデントが重なった。8月12日に背部痛で出場選手登録を抹消。当初は同23日の敵地日本ハム戦で1軍復帰する予定だったが、発熱により見送っていた。約1カ月ぶりとなる実戦で一塁の守備にも就いた。「いつまで怖がっていてもしょうがない。自分で腹を決めて、早く(1軍に)いきたいなと思います」と力を込めた。ファーム視察に訪れた小久保監督は「自分でいけると思ったら『言ってこいよ』と伝えている」と明かした。最短で今週末に復帰する見込みだ。
新米パパとして気持ちを新たにする。3日に第1子の男児が誕生したばかり。「家族のためにというか、妻だけじゃなくて子どももできた。守るものが増えたので、頑張りたいなと思います」。家族の大黒柱としての決意をにじませた。
チームは優勝マジックを15とするも、直近5カードで4勝8敗で2連敗中。プロ17年目の今季はここまで80試合に出場し、主に代打での出場が続いていた。4年ぶりのリーグ優勝へ-。何度もチームを勝利に導いてきたベテランの勝負強い一打が大きな力になる。【佐藤究】