異例の学生コーチ転向 プロ注目最速152キロ右腕の立命大・長屋竣大が6月にTJ手術受けていた

関学大との1回戦 今秋、投手から学生コーチに転向後、初の公式戦でコーチとしてベンチに入ったプロ注目の立命大・長屋。試合開始約1時間前、ノックバットを手にグラウンドへ現れた。(撮影・中島麗)

<関西学生野球秋季リーグ:関学大4-1立命大>◇7日◇第1節1回戦◇わかさスタジアム京都

立命大のプロ注目の最速152キロ右腕・長屋竣大(しゅんた)投手(4年=浜松開誠館)が、異例の学生コーチに転向した。

長屋は、今春のリーグ戦最終節の5月末の同大戦で、腕の痛みを訴えて降板。右肘の靱帯を断裂しており、6月上旬に右肘関節内側側副靱帯(じんたい)再建術(通称トミー・ジョン手術)を行った。秋のリーグ戦に備えて、片山正之監督(67=元トヨタ自動車監督)は投手として貢献度の高い長屋に学生コーチ就任を要請。長屋も了承し、今夏から学生コーチ登録となった。

これまで先発、中継ぎ両方を経験。従来の背番号21から、51のユニホームに一新。試合前はノックバットを持って登場した。転向理由を知らない他大学の選手たちから、選手登録から外れたことを心配する連絡が届いていたが「全然元気なので」と笑顔でサラリ。約5分間、ほぼ人生初だというノックを一塁ファウルグラウンドから約5分間打った。ブルペンでは、先発の有馬伽久投手(2年=愛工大名電)の打者役も担った。

直近では、短い距離のキャッチボールは再開したというが、プロ志望届は提出せず、卒業後は社会人野球チームへ進むことが決定している。