【阪神】4打点近本光司にとっての甲子園「神社の駐輪場に…」西宮に通学通勤の男が躍動

阪神対広島 4回裏阪神2死二、三塁、近本は中前に2点適時打を放つ(撮影・藤尾明華)

<阪神7-3広島>◇13日◇甲子園

阪神近本光司外野手(29)が4打点で甲子園の主役になった。1点ビハインドの2回2死満塁で押し出し四球を選び同点。4回2死二、三塁では中前2点適時打で勝ち越し。これが決勝打となり「得点圏だったので初球から気持ちを入れて振り抜こうと思っていました」と振り返った。5回には再びの満塁機で押し出し四球。今季5試合全てで2失点以下に抑えられていた広島大瀬良を5回途中5失点でKOさせた。

兵庫・淡路島で生まれ育った。幼少期には甲子園で阪神戦を見た記憶がある。「アリアスがホームランを打った試合は覚えてる」と懐かしむ。高校は兵庫県内の社へ進学。大学は西宮市内の関学大を選んだ。社会人では大阪ガスのグラウンドも西宮市内にあった。甲子園にとことん近いところで白球を追ってきた。そんな男にとって甲子園のとっておきの思い出は…。

「素盞嗚(すさのお)神社の駐輪場に、自転車を止めさせてもらっていたのは感謝してます」

社会人時代、球場に隣接する神社の駐輪場をよく使用していたという。今は職場となり車で通勤する聖地での素朴な思い出だ。「みんなが憧れだと思っていることが、いつになってもすごいことかなと思います」。誇らしい甲子園。その中心で躍動する。

5月11日DeNA戦で6打点を挙げて以来となる4打点。8月の月間MVPを受賞し9月も打率3割超え。好調なリードオフマンが勝負の9月をけん引する。【中野椋】

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